Gドライブ、デイトナ24時間初参戦へ。WECにも1台体制で復帰し「トリプルクラウン狙う」

2021年12月2日(木)12時15分 AUTOSPORT web

 アルガルベ・プロ・レーシングによって運営されるGドライブ・レーシングは、2022年1月に開催されるデイトナ24時間レースに、2台のLMP2マシンで参戦し、3月にセブリングで開幕するWEC世界耐久選手権にも復帰参戦することを確認した。


 ポルトガルチームによるオペレーションの下、ロシアのブランドを名を冠してスポーツカーレースに参加するチームは来年1月29〜30日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2022年シーズン開幕戦でデイトナデビューを果たす。


 これは2017年以降にGドライブが世界を駆け巡るシリーズに登場して以来、初めてのチャレンジとなる。また、WECでのLMP2プログラムの復活もアナウンスされ、来シーズンはシングルカー体制でのフル参戦が計画されている。


 以前Sportscar365が報じたように、アルガルベ・プロ・レーシングは2022年に向け、通年でのIMSAシリーズ参戦について評価を行っていたが、当面はシーズンのオープニングラウンドのみに集中することにしたようだ。


「Gドライブ・レーシングとのパートナーシップは、すでに信じられないほどの成功を収めているが、それをさらに発展させることができ大変うれしく思っている」と語るのは、アルガルベ・プロ・レーシングのチーム代表を務めるスチュワート・コックス。


「2019年に提携が開始されて以来、我々はAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズで連覇を果たし、2021年のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズではプロ・アマトロフィーを獲得するなど、ふたつの大陸で3つのタイトルを勝ちとった」


「その結果、WECという世界トップレベルのステージにステップアップするときが来た。その目的はデイトナとセブリング、そしてル・マンの耐久レース“トリプルクラウン”を狙うことだ」


「アルガルベ・プロ・レーシングにとって、2022年は大きな年になるだろう。私たちはすでに準備を進めており、今からそれを始めるのが待ちきれない」


 なお、ELMSとAsLMSを主戦場として焦点を当てていたパートナーシップが、それぞれのチャンピオンシップでもプログラムを継続するかどうかについては、明らかにされていない。

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