佐藤万璃音、WECとELMSの並行参戦が決定。LMP2プロ・アマでジャービスと共闘へ
2024年12月3日(火)11時52分 AUTOSPORT web
ユナイテッド・オートスポーツは12月2日、日本人ドライバーの佐藤万璃音をELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2プロ・アマチームに追加することを明らかにした。
事実上、アンディ・メイリックの後任となる万璃音は、同チームから継続参戦するダニエル・シュナイダーとオリバー・ジャービスのペアに加わり、彼らとともに21号車オレカ07・ギブソンをシェアする予定だ。
25歳の万璃音は、来季2025年のWEC世界耐久選手権に、引き続きユナイテッド・オートスポーツが運営するマクラーレンLMGT3プログラムの一員として出場することが決定済み。そのため、今回のELMS参戦決定により2年連続でダブルプログラムに着手することとなった。
「WECのプログラムに加えて、ユナイテッド・オートスポーツとのヨーロピアン・ル・マン・シリーズ・キャンペーンを継続できることを本当に嬉しく思います」と万璃音。
「サポートしてくださるすべての方々、そしてチームの信頼に感謝します」
「2023年にオリバー(・ジャービス)とELMSで素晴らしいシーズンを過ごしたあと、今年はダニエル(・シュナイダー)の努力と進歩を見てきました。一緒に良い結果を残せると確信しています」
万璃音は今季、ベン・ハンリー、フィリップ・ウグランとともにユナイテッド・オートスポーツの主力LMP2ラインアップの一部を形成し、ドライバーズランキング10位への道のりで表彰台を獲得した。
彼のコメントにもあったように、来年プロ・アマクラスに移籍する万璃音は、チャンピオンシップ2位に上り詰める過程で3勝をマークした2023年の成功したキャンペーン以来、初めてジャービスと再会を果たすこととなる。
プロ・アマのラインアップを明らかにした英米チームは、姉妹車である22号車オレカを引き続きシリーズに投入する一方、23号車オレカの運営を停止しELMSのプログラムを2台体制に縮小することを明らかにした。この22号車のドライバーに関しては2日時点でベン・ハンリーのみ決定している。
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