波多野豪のJ1昇格・東京V煽り発言に脚光。長崎からFC東京復帰待望論も

2023年12月3日(日)11時35分 FOOTBALL TRIBE

波多野豪 写真:Getty Images

 東京ヴェルディは今月2日開催のJ1昇格プレーオフ決勝・清水エスパルス戦で1-1と引き分けて、16年ぶりとなるJ1昇格を決めた。これにより、来季J1の舞台でFC東京とのダービーマッチが復活。ネット上ではV・ファーレン長崎へ期限付きしているGK波多野豪のFC東京復帰待望論が噴出しているほか、今年7月に行われた東京V戦後の“煽り発言”が再びクローズアップされている。


 FC東京下部組織出身の波多野は、昨季終了後に長崎へ期限付き移籍。今季開幕から全試合でスタメン出場する中、7月5日に味の素スタジアムで行われたJ2リーグ第24節東京V戦でもフル出場していた。


 東京VとFC東京のライバル関係を巡って、波多野に注目が集まったきっかけは、長崎公式Xアカウントに投稿された1本の動画だった。「ベンチでも喜び爆発!!試合後の歓喜を広報カメラで」と題した動画では、試合終了直後の興奮冷めやらぬ波多野の姿が捉えられているが、同選手はカメラに向かってスペイン語で「ここはオレの家!ノーヴェルディ!FC東京、オレの家!」と叫んだ。


 しかし長崎は東京V戦翌日に動画を公式Xアカウントから削除。7日に「所属選手の不適切な発言があった」とした上で、「今回の件につきまして、東京ヴェルディに関係される皆様に不快な思いをさせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。


 それでもFC東京サポーターからは、波多野の発言に対する称賛のメッセージが殺到。東京VのJ1昇格決定直後、長崎の削除した動画がXで拡散されると、「来季のダービーに波多野は欠かせない存在!」「波多野にはFC東京に戻って来てほしい」などと、FC東京復帰を求める声が上がっているほか、「この程度で謝罪するのは、どう考えてもおかしい」と、長崎の対応を疑問視するファン・サポーターもいる。


 なおFC東京のゴールキーパー陣では、今季途中までGKヤクブ・スウォビィクが正守護神を務めていたが、監督交代の影響もあり、シーズン後半戦にはGK野澤大志ブランドンが出場機会を確保。今月3日のJ1最終節を前に、今季限りでのスウォビィク退団が正式決定している。

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