世界一のストライカーは、レバンドフスキ!メッシとロナウドを上回る天才

12月4日(水)19時30分 FOOTBALL TRIBE

写真提供: Gettyimages

今年のロベルト・レバンドフスキは、どのストライカーよりも素晴らしいパフォーマンスをみせている。しかし、彼の活躍を「当たり前なこと」だと思っている方がたくさんいます。

そのような目で見られている理由は、所属しているクラブに強く関係する。レバンドフスキが所属するバイエルン・ミュンヘンが、国内リーグで敵なしのためです。2012/2013シーズンから毎年リーグ優勝している絶対王者であり、2018/2019年シーズンのボルシア・ドルトムントとの優勝争い以外、なかなかライバルらしいライバルが現れなかった。

レバンドフスキがたくさん得点をとっているのは、そんな有利な状況にいるからだと思われているのだろう…。

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しかし、レバンドフスキが良いパーフォーマンスができているのは、バイエルンにいるからというわけではない。レバンドフスキが大活躍するからこそ、バイエルンが良い結果を出しているのだ。

特にそれが目立っているのは今シーズンです。今年のバイエルンはなかなか調子が上がらず、ニコ・コヴァチ監督は2019年11月2日のブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルト戦の敗北(1-5)の後に、まだ10節目だったにもかかわらず、解任された。

その後、ドイツ代表のアシスタントコーチの経験も持っているバイエルンのセカンドコーチ、ハンス=ディーター・フリック監督に任されてから、確かにチームの調子は悪くない。しかし、バイエルンがランキング1位であるボルシア・メンヒェングラートバッハからあまり差つけられないでいられたのは、レバンドフスキの数え切れないほどのゴールがあったからです。

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データ平均、94分ごとに1得点

ここまでブンデスリーガは第13節までを終えた。レバンドフスキは今シーズン13試合中の11試合でゴールを決めて、合計で16得点稼いでいる。これに足さなければならないのはチャンピオンズリーグ(CL)の5得点、そしてドイツのカップ戦で稼いだ1得点。全ての大会を合わせると、彼は21試合中に27得点という、とんでもない記録で活躍中です。

それだけではない。レバンドフスキは、4年連続シーズンごとに40得点以上を稼いでいる。そして、その前の4年でも常に25得点以上だった。さらにこの最後の2年には、メッシとロナウドを超えて最も高い頻度で得点をとっている。平均で94分ごとに1得点を決めている計算だ。メッシは95分ごとに、そしてロナウドは100分ごとに1得点となっている。

このデータを見ると、レバンドフスキの特徴はゴールの数だけではない。波が全くなく、長いスパンで得点が継続していることが挙げられます。バイエルンは彼が2014年に移籍してから今まで、グアルディオラやアンチェロッティなど、6回監督を変えてきた。サッカースタイルが毎回変わっているにも関わらず、すごい数字をキープできている。

仮に他のリーグのトップクラブに移籍しても、彼は通用するだろう…。

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ブンデスリーガをどのストライカーよりも知っている

レバンドフスキは所属するチームの情報を全て吸収してから、そのスタイルにプレー合わせる非常に頭の良い選手である。ペナルティエリア内ではどんなに難しい場面でも、ポジショニングの良さとシュートの正確さに敵がいない。そして、高い位置でボールをもらって攻撃のプレーメーカーにもなれる。コヴァチは解任される前に彼のことを「世界一のセンターフォワード」と評価した。

おそらく彼の才能と努力以外に、こんなに強くなった理由は二つ。一つはブンデスリーガというリーグを、どのストライカーよりもよく知っていること。

強いと言われるストライカーが様々なリーグでプレー経験があるのは普通だが、レバンドフスキは違います。彼は30歳をすでに超えているが、若くして地元のポーランドからドイツに移籍してから、ブンデスリーガにずっといます。周りのチームをよく知っているからこそ、付け入る弱点もわかる。

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素晴らしい監督にも恵まれた

もう一つのレバンドフスキの強さの秘密は、サッカー界を変えている素晴らしい指導者2人に恵まれたことです。ユルゲン・クロップ監督とペップ・グアルディオラ監督です。

ボルシア・ドルトムント時代、レバンドフスキはクロップの元で全く新しいストライカーのコンセプトを学んだ。クロップはルーカス・バリオスを1トップとして使い、レバンドフスキにはシャドーストライカー気味なポジション(トップフォワードの後)をとらせていた。本来と違うところでプレーできたことで、彼はストライカーとしてできることを増やせたのだ。

レバンドフスキ自身も「クロップは私にもっと成長して欲しくて、違うポジションでプレーさせた。これは私にとってキャリアの大事な一歩となった」と語った。

そして、グアルディオラが率いるバイエルンでは、自分の本来のポジションであるセンターフォワードを磨いた。正確なボールはサイドからどんどんエリア内に届いていて、彼がやるべきだったのはファーストタッチで得点を決めることだった。たくさんのゴールチャンスを周りから得たことで、枠内シュート率が一気に上がった。

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他のリーグでもプレーを見たい

レバンドフスキは何でもできるストライカーではあるが、やはり一番力を発揮するのはセンターフォワードでプレーする時です。センターフォワードにあまり頼らず全選手が攻撃に参加するチームが増えている中、彼のような昔ながらのストライカーは一匹狼という感じがして、すごくかっこいい。

しかし、サッカー界でレバンドフスキの強さが本当に認められるためには、他のリーグにもチャレンジをする必要がある。彼には他の国でもゴールラッシュを見せて欲しい。そして、彼ほどの選手ならどこのリーグにも通用することを心から信じている。

まあ、これぐらいの頻度で得点を撮り続けたら、他のリーグに移籍しなくてもバロンドールをゲットできるかもしれません…。

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