帝京長岡・尾崎、最初で最後のWCで日本一に挑戦

12月4日(水)18時13分 日刊スポーツ

シュートを狙う尾崎

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全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)が、23日から東京で開幕する。新潟県男子代表の帝京長岡は、6年連続6度目の出場。冬はすこぶる強く、初出場を果たした14年から8強以上をキープ。中でも最近の3年間は4強(4位、3位、4位)から陥落したことがない。全国大会に初めて挑む主将のSG尾崎汰樹(3年)は、上位進出を狙うチームを強い意志を持って統率する。
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主将のSG尾崎が、わき上がる思いを口にした。「昨年のベスト4を越え、決勝までいきたい」。ここ3年は連続4強入りしているだけに、主将として上位常連の座は堅持したいところ。持ち前の3点シュート、ジャンプでチームを上位へ導くつもりだ。北信越地区代表として出場する開志国際との県大会決勝は57−63で敗れたが、チーム最多の18得点を決めた。
「ここで(高校)日本一になりたかった」。その希望実現のため、午前7時集合の朝練習に間に合うよう午前4時50分起床。寝不足と戦いながら、柏崎市の実家から連日通学し、朝練習での体幹トレーニングに励んできた。昨年のウインター杯は登録外だっただけに「日本一」の目標達成は、今回が最初で最後のチャンスとなる。
尾崎がバスケットに真剣に取り組む背景には、小中学校時代のケガと病気がある。日吉小6年で右膝軟骨の除去手術。約半年のブランクを経て瑞穗中に入ると、今度は高熱などを発する川崎病にかかった。治療を終えて試合に出場したのは中2直前の柏崎・刈羽地区大会だった。「やっぱりバスケットは楽しい」という思いを誰よりも実感しているだけに、バスケットに真正面から向き合い、練習に打ち込んできた。「病気と向き合ってくれた両親にも感謝」。そんな思いも背負って、コートに立つ。
初戦の相手は実践学園(東京)だ。年代別代表に選ばれたことがある江原信太朗(3年)擁する強敵で、柴田勲監督(50)は「初戦が大きな山。たぶん五分五分」だと言う。帝京長岡のお家芸は、ハードな基礎トレーニングに裏打ちされたタイトなディフェンス。尾崎は「何となく勝つのではなく、やることをやって勝ち、上位への流れを作りたい」と力強く意気込みを語った。【涌井幹雄】
◆尾崎汰樹(おざき・たいじゅ)2001年(平13)7月20日、柏崎市生まれ。瑞穗中。バスケットは、日吉小1年からHNブルーデビルズで開始。昨年のウインター杯は登録メンバー外。180センチ、77キロ。血液型O。

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