大迫所属ケルン、シュテーガー監督の退任発表…今季ブンデス14戦未勝利と低迷

2017年12月4日(月)6時14分 サッカーキング

シュテーガー監督の退任が決まった [写真]=Bongarts/Getty Images

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 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは3日、ペーター・シュテーガー監督の退任を発表した。これからはU−19を率いるシュテファン・ルーテンベック氏がトップチームに昇格する。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。

 2日に行われたブンデスリーガ第14節のシャルケ戦では2−2の痛み分けで、今シーズン3試合目となる勝ち点1を得たケルン。しかしその一方で、開幕からつづく未勝利は14試合にまで伸び、入れ替え戦へと進出する16位との勝ち点差はすでに9へと広がった。

 同試合後、シュテーガー監督は、選手たちのプレーに改善が見られることを強調しながらも、「まもなく決断が下されることになる」ともコメント。退任は秒読み段階に入っていたようで、その夜にクラブ首脳陣との話し合いを行った結果、翌日に退任の決断が発表された。

 2013年に当時2部にいたケルンの監督に就任したシュテーガー氏は、安定した守備を武器にこれまで浮き沈みの激しかったクラブを継続して成長させた。昨シーズンには、実に25年ぶりとなる欧州の舞台への復帰も決めていた。なお、これまで大迫に加え、2014年〜2015年まで在籍した日本代表MF長澤和輝(現浦和レッズ)も指導している。

 しかし、今シーズンは開幕前にチームの得点王アンソニー・モデストが移籍騒動の末に中国へと売却され、さらにヨーロッパリーグでの戦いと相次ぐ主力選手の離脱により、立て直しは難航していた。10月にはシュテーガー監督とともにケルンの成長を支えてきたマネージャーのヨルク・シュマッケ氏が辞任。選手たちは首脳陣に続投を直談判したとも伝えられていたが、クラブ飛躍の功労者である指揮官も退任が決まった。

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