西武森、松坂と「バッテリーで勝つ試合多くつくる」

12月5日(木)6時0分 日刊スポーツ

2億円で契約を更改した西武森は王冠をかぶり「MVPバット」を笑顔で振る(撮影・たえ見朱実)

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MVP男が2億円を勝ち取った。西武森友哉捕手(24)が4日、埼玉・所沢での契約交渉を行い、今季年俸8000万円から倍増以上となる、1億2000万円アップの2億円でサインした。捕手でプロ7年目での2億円はヤクルト古田敦也に並ぶ最速。ダイエー城島健司の26歳を抜き最年少となった。今季首位打者のタイトル獲得でリーグ2連覇へとけん引し、最優秀選手に選ばれたことが大きく評価された。来季は加入が決まった松坂大輔投手(39)とのバッテリーを思い描きながら、最高のオフを過ごす。(金額は推定)
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1億円台を一気にすっ飛ばした。来季プロ7年目の森が年俸2億円に到達した。8000万円から1億の大台どころか2億円への飛び級は、球界を見渡しても数少ない。捕手では最速タイ、最年少での2億円到達に「びびりました。来年が不安です。結果出さないと下がってしまうんで。いっそう頑張らないといけない。目標は3割20本」と24歳の本音と目標を明かした。
扇の要とクリーンアップ。両輪での大役を果たした結果だった。パ・リーグ2連覇に導き、MVP、首位打者、ベストナインを獲得。ただ、その数ある個人タイトルの裏に隠れた失敗を忘れてはいなかった。「死ぬほど失敗した。その失敗をしないようにしたい。失敗を失敗で終わらさないようにしたい」。捕逸12は両リーグ通じて最多で、唯一の2ケタ。「バッテリー面でまだまだやらないといけない」。秋季キャンプでは映像で今季を振り返った。
打って勝ったことよりも、打たれて負けた悔しさが残っている。「増田さんや平井さんが打たれても『友哉のせいじゃない』と言われた。それがなかったらどうなるか分からへんくらいしんどかった」。大量失点で落ち込むこともあった。声をかけてくれた先輩らに救われた分、来季は恩返しを誓う。選手会長就任も決まり「後輩たちから見られていることを意識して、目標になれる存在になりたい」。今度は救う立場だ。
松坂の加入が決まり、バッテリーを組むのは、若手からベテランまで幅広い。「(松坂は)レジェンドなので、何を話していいのか分からない。とにかく一生懸命バッテリーを組んで、理想の配球に近づけていけたら。バッテリーで勝てたという試合を1試合でも多くつくりたい」。森の飛躍はチームの飛躍。3連覇をたぐり寄せる。【栗田成芳】

日刊スポーツ

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