清水や仙台で活躍したDF平岡康裕が現役引退「最高の時間でした」…J1通算355試合に出場

2023年12月5日(火)13時46分 サッカーキング

仙台に在籍していた当時の平岡康裕(画像は2022年)[写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 愛媛FCは5日、DF平岡康裕が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 1986年5月23日生まれで現在37歳の平岡はセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。富士根北SSSや西富士FC、清水商業高校を経て2005年2月に清水エスパルスに入団し、プロキャリアをスタートさせた。2008年にはコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)へのレンタル移籍を経験しつつ、清水で公式戦通算234試合に出場。15ゴール6アシストをマークした。

 2016シーズン開幕前にベガルタ仙台へレンタルで加入し、翌年2月には完全移籍への移行した。7シーズンを過ごした同クラブでは公式戦通算224試合出場6ゴール5アシストを記録。愛媛に加入した今シーズンは明治安田生命J3リーグで7試合に出場した。プロキャリアでの通算成績は、J1リーグが通算355試合出場15ゴール、J2リーグが30試合出場1ゴール、J3リーグが7試合出場となっている。

 約19年間のプロ生活に終止符を打つこととなった平岡は、愛媛のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「2023年シーズンをもちまして現役引退することを決めました。19年間という長いプロ生活を送れたことに感謝しています。こんなにも長く続けられたのはファンサポーターの皆様、各クラブ関係者、共に戦ってきたチームメート、そして常に支えてくれた家族のおかげだと思っています」

「清水エスパルスからキャリアが始まりコンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、そして愛媛FC。どのクラブでも僕は人に恵まれそして地域の人にも恵まれたと思っています。僕に関わってくださった皆様に感謝しています。ここまで大きな怪我なくやってこられたのはメディカルスタッフの皆さんの力があったからこそだと思っています」

「そして、こんなにも丈夫な体に産んで育ててくれた両親、ありがとう。どんなときも側にいてくれた嫁、娘の存在が何より力になりました。ありがとう。僕のサッカー人生は最高の時間でした。いままでほんとにありがとうございました」

サッカーキング

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