【西武】森、捕手史上最年少2億円「ビビりました」首位打者&MVP、来季は選手会長

12月5日(木)6時1分 スポーツ報知

1億2000万円増の年俸2億円でサインした森は、王冠をかぶりポーズを決めた(カメラ・頓所美代子)

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 西武の森友哉捕手(24)が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円増の2億円(金額は推定)でサイン。捕手の年俸2億円以上は7人目で、25歳シーズンでの到達は史上最年少となった。7年目での到達は、1996年の古田敦也(ヤクルト)に並んで最速。新選手会長として迎える来季は、さらなる打撃力アップと今季リーグワーストに終わったチーム防御率4・35の改善に取り組む。

 1年の終わりに、最高の笑顔が待っていた。森が捕手として史上最年少での2億円到達。「ビビりました」と言いながらも、会見ではニヤけっぱなしだった。

 自身初のパ・リーグMVPと首位打者に輝き、大きく飛躍した。渡辺GMに「彼なくして今年の優勝は語れない」と言わしめ、獅子おどし打線の中心戦力に成長した。それでも、今季を振り返って真っ先に出た言葉は「しんどかったですね」だった。

 精神的にも技術的にも支えとなっていた大阪桐蔭の先輩であり「第二捕手」の岡田が8月に故障で離脱。「一番理解してくれる存在」が不在という状況に陥った。だが、リーグ連覇に向け、夏場から快進撃を続けたチームの主力として踏みとどまった。終わってみれば、162安打、23本塁打、105打点をマーク。安打、本塁打、打点いずれもキャリアハイを更新し、打率3割2分9厘でタイトルを手にした。

 支えになったのは、山川、平井、増田ら先輩チームメート。食事をともにし、悩みを聞いてくれた「友哉を励ます会」だった。主砲・山川は落ち込む森の話に耳を傾けてくれた。投手陣は「打たれても『友哉のせいじゃない』と。それがなかったら、どうなっていたかわからない」。先輩らのエールを力に変えて奮起した。

 来季は守護神・増田から引き継いで新選手会長になる。「しゃべりが下手なので」とおどけながらも「一生懸命やりたい」と新たな役割に責任感を持って臨む。増田も「友哉には助けてもらってばかりだった。来季少しでも助けられるように頑張っていきたい」と全面サポートを約束した。

 森は来季の打撃目標を「3割20本塁打」とし、何より扇の要として「バッテリーで勝つこと」を強調した。「(チームの)防御率も減らしたいし、完封試合も、もっと作っていきたい」と投手陣の再建にも前向きだ。目指すは、今季限りで引退した巨人・阿部2軍監督。「投手からはもちろん、野手からも信頼されるように頑張らないといけない」。理想の捕手像は、まだ先にある。(中間 卓也)

スポーツ報知

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