【記者の目】五輪マラソンは市内中心部開催で運営スムーズに

12月5日(木)7時41分 スポーツ報知

東京五輪マラソンコース

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 国際オリンピック委員会(IOC)は4日、スイスのローザンヌで理事会を開き、暑さ対策で都内から札幌に変更した20年東京五輪のマラソンコースについて、市内の大通公園発着とし、周回コースの1周目を20キロとすることを決めた。2周目以降については今月中旬までに結論を出す。競歩は大通公園発着で、駅前通りを南北に往復するコースが正式決定。マラソン&競歩を、大会終盤の8月6〜9日の4日間に集中開催することも決定した。

 懸案のマラソンコースは、“部分決着”をみた。周回の1周目が20キロと決定。組織委員会は観光名所の多い北海道マラソンの前半部と終盤を活用したコースを想定している。市内中心部のため、観客は地下鉄網を活用して移動して応援ができる輸送面のメリットもある。当初国際陸連(WA)が主張していた7キロ×6周よりも開催領域は広く、交通規制も大規模だが、スムーズな運営が可能だろう。

 残る課題は、後半の約22キロの行方。WAが主張する7キロ×3周回は、10キロ×3周を途中に盛り込んだ16年リオ大会を想起させる。より狭い範囲にスタッフを集中させられる効率性と、観客がレース後半の勝負どころで複数回選手を応援できるという利点もある。今後は、後半を狭い周回とすることでどの程度費用や運営面に好影響が出るのかを考慮して、比較検討することになる。(陸上担当・細野 友司)

スポーツ報知

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