錦織圭、東京五輪優先日程 ツアーより代表戦増やし例外規定適用求める 1月全豪欠場も「無理しない」

12月5日(木)7時26分 スポーツ報知

自らデザインしたラケットを手に笑顔の錦織

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 男子テニス世界ランク13位の錦織圭(29)=日清食品=が、来年3月6、7日の国別対抗戦デビス杯エクアドル戦(日本、会場未定)に出場予定であることが4日、分かった。マネジメント担当者が明らかにした。ツアーよりも代表戦出場回数を増やし、より20年東京五輪出場に近づくことを優先する日程を選んだ。

 錦織が東京五輪出場を優先する決断をした。マネジメント担当者は「デ杯に出る」と明言。男女各64人で争われるシングルスは各国・地域の出場枠は4。ただ、錦織は出場資格を得るにはあと2度の代表戦出場が必要で、残る唯一の機会である来年3月のデビス杯に出場しても完全には満たせない。日本テニス協会は国際連盟に対し、17年の右手首、今年の右肘などの負傷状況や過去の実績、貢献を説明し、例外規定適用を求める予定。直近大会の出場は説得力を増す意味もある。

 参戦すれば例年参加していたメキシコOPを回避し、マスターズ大会のBNPパリバOPまで準備期間が減る。ツアーでのリスクよりも「いい結果を出したい」と16年リオ五輪の銅メダルを上回る結果を期す自国開催で出場権を得るために有利な選択をした。開催地は有明を軸に調整中で、五輪会場で日の丸を背負う予行演習となる可能性もある。

 この日は都内で使用するウイルソン・ラケットを制作販売するアメアスポーツ・ジャパン社で会見に参加。20年9月から使用するラケットのデザインを一般公募するプロジェクトが発表された。要望は「自分が想像もつかない、あっと驚く」デザインで色は「緑」が最近のお気に入りだという。

 10月に手術した右肘は日本でリハビリ中で、現在はスポンジボールを軽めのラケットで打っている。今月末をメドに「普通のボールを打ちたい」と話した。公式戦復帰は来年1月3日開幕のATPカップを予定するが「戻ってこられるのは1月のどこか。もしかしたら2月。無理はしない」。最初の4大大会、全豪オープン(1月20日開幕)欠場も辞さず慎重に検討する。

 ◆東京五輪への道 男女シングルスは各64人で各国出場4枠。20年6月8日発表の世界ランク上位56人で、16〜20年の間に国別対抗戦に3回以上出場が条件になっている。女子の大坂なおみ(22)=日清食品=はあと1度出場が必要で、来年2月の女子の国別対抗戦「フェド杯」(スペイン)が残された機会となる。その他に大陸別に予選大会の優勝者、過去の金メダリストなどが出場する。

 ◆過去の例外規定適用による五輪出場 16年リオ五輪の女子シングルスで日比野菜緒(ブラス)がランクを急上昇させ出場圏内に。フェド杯出場は1回だったが日本協会が選考状況の背景などを説明し出場できた。

スポーツ報知

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