全日本ロードレースの2020年カレンダー発表。もてぎ2&4レースがなくなり全7戦に減少
2019年12月6日(金)16時12分 AUTOSPORT web
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は12月6日、2020年シーズンの全日本ロードレース選手権シリーズのカレンダーを発表した。
2020年の全日本ロードの開催ラウンドは、2018年と比較すると2戦、2019年からは1戦減り全7戦となる。年間レース数は、最高峰のJSB1000は第5戦岡山以外は2レース制のため11レース、来季から新設となるST1000とST600とJ-GP3は7レースの開催だ。
カレンダーの変更点としては、第1戦が鈴鹿、第2戦がもてぎと開催順が入れ替わる。開幕戦は鈴鹿サーキットで4月4〜5日に、来季唯一となるスーパーフォーミュラと併催の2&4レースでJSB1000クラスのみ行われる。ST1000、ST600、J-GP3クラスは4月25〜26日の第2戦もてぎが2020年の最初のレースとなる。
第3戦は5月23〜24日にスポーツランドSUGOで行われ、6月20〜21日の第4戦筑波は例年通りJSB1000を除く、ST1000、ST600、J-GP3クラスが各2レース制で行われる。さらに、8月中旬に開催されていたもてぎ2&4レースがなくなり、6月末〜9月初旬までの2カ月以上の期間がサマーブレイクとなる。
JSB1000クラスは5月末〜9月初旬までレースはないが、サマーブレイク中の7月19日には、世界耐久選手権(EWC)の鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されるため、多くの全日本ロードライダーが出場するだろう。
後半戦は、9月5〜6日に第5戦岡山からはじまり、9月19〜20日に第6戦オートポリスが行われる。第7戦は10月24〜25日に鈴鹿サーキットで全クラス開催され、このMFJ GPが最終戦となる。
発表された2020年の全日本ロードレース選手権シリーズのカレンダーは以下の通り。
■2020年全日本ロードレース選手権シリーズ カレンダー(12月6日時点)
Round | 開催地 | 日程 | 開催クラス |
---|---|---|---|
第1戦(2&4) | 鈴鹿サーキット/三重 | 4月4〜5日 | JSB1000のみ(2レース) |
第2戦 | ツインリンクもてぎ/栃木 | 4月25〜26日 | 全クラス(JSB1000は2レース) |
第3戦 | スポーツランドSUGO/宮城 | 5月23〜24日 | 全クラス(JSB1000は2レース) |
第4戦 | 筑波サーキット/茨城 | 6月20〜21日 | ST1000,ST600,J-GP3(各2レース) |
第5戦 | 岡山国際サーキット/岡山 | 9月5日〜6日 | 全クラス |
第6戦 | オートポリス/大分 | 9月19〜20日 | 全クラス(JSB1000は2レース) |
第7戦(MFJ GP) | 鈴鹿サーキット/三重 | 10月24〜25日 | 全クラス(JSB1000は2レース) |
※全クラス=JSB1000、ST1000、ST600、J-GP3