坪井翔が初日総合&午後最速。新人最上位は岩佐歩夢。スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テスト

2023年12月6日(水)16時37分 AUTOSPORT web

 12月6日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されている全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同/ルーキーテストは1日目午後のセッション2が行われ、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)がセッション2のトップタイムを記録。同時にテスト初日の総合トップタイムをもマークした。


 午前のセッション1の後、2時間のインターバルを挟み、14時からスタートしたスーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストの初日午後走行には、午前のセッション2からドライバーも変わらず22台が参加した。


 気温17度、路面温度22度となるなか、セッション開始から5分というところで野尻智紀(TEAM MUGEN)が、計時上3周目で1分37秒689をマークする。セッション開始から18分が経過しようかというなか、木村偉織(B-Max Racing Team)のマシンがデグナー立ち上がりからスローダウン。


 駆動系のトラブルとのことで、木村は為す術なく200Rでマシンを止めた。これにより、セッション開始20分となった14時20分にこの日初めての赤旗が提示され、セッションは一時中断に。

2023スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテスト セッション2でマシントラブルに見舞われた木村偉織(B-Max Racing Team)


 セッションは約8分の中断を経て、14時28分に再開。その後はアクシデントもなく各車は周回を重ねた。セッション2も残り30分という中、セッション1最速タイムをマークした関口雄飛(Kids com Team KCMG)が再び好走をみせ、1分37秒240をマークし暫定首位に浮上する。


 ただ、午前のセッション1に続いて、このセッション2でも終盤にニュータイヤを投入する車両も登場。西陽が差し込むなかアタック合戦の様相を呈する。そんななか、残り2分というところで、アウトラップの関口がデグナーカーブふたつめ出口でタイヤバリアにクラッシュしてしまう。


 チェッカーが振られるなか、坪井が1分36秒994を記録しトップに浮上し、テスト初日を締め括った。2番手は佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)、3番手は太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)となった。新人最上位は7番手の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)となった。
 
 スーパーフォーミュラ鈴鹿合同/ルーキーテスト、2日目となる12月7日も、引き続き10時よりセッション3が、そして14時よりセッション4が行われる予定だ。

2023スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテスト 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

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