ハイテックGPがF1アカデミーに参戦。2025年シーズンは6チーム18台による戦いに
2024年12月6日(金)17時56分 AUTOSPORT web
F1アカデミーは12月6日、2025年シーズンよりハイテックGPがシリーズに加わり、18台によるシリーズ戦となることを明らかにした。
F1アカデミーは、レベルの高い国際的なシングルシーターレースに向けた若手女性ドライバーの育成を目的とし、2023年シリーズより開催されている。
開催初年度の2023年、そして2年目の2024年シーズンはARTグランプリ、カンポス・レーシング、MPモータースポーツ、プレマ・レーシング、ロダン・モータースポーツの5チームが参加している。
なお、2024年シーズンからはレース開催地における人材プールを強化するための取り組みとして、第3戦バルセロナを除く6戦でワイルドカードドライバーがそれぞれ1台参戦しており、2024年シーズンのワイルドカードはプレマ・レーシングがレギュラー車両とは別で運用を担当していた。
2025年シーズンからF1アカデミーに加わるハイテックGPは、フルタイムドライバーの乗る2台と、ワイルドカードエントリーを受け入れる3台目のマシンをメンテナンスすることになる。ハイテックGPは既存の5チームと同じくFIA F2、FIA F3をはじめとしたジュニアカテゴリーで実績があり、チームオーナーのオリバー・オークスは2024年シーズン中よりアルピーヌF1のチーム代表に就任している。
「2025年シーズンからハイテックGPがF1アカデミーに参加することを発表でき嬉しく思う。女性がモータースポーツの旅に出ることを鼓舞し、サポートするこのプラットフォームの信念は、我々が常に信じてきたものだ」と、オークスはコメント。
「F1アカデミーにチームをエントリーすることで、この挑戦に対するサポートをより積極的な行動に移す機会を得ることは、我々にとって本当に重要なことだ。スージー・ウォルフ(F1アカデミーのマネージング・ディレクター)のコミットメントと決意を称賛したい」
そして、ウォルフは「F1アカデミーのグリッドがわずか3シーズン目にして18台に拡大することを誇りに思う。参戦台数が増えることは、ステップアップの準備が整ったドライバーの才能の高まりだけでなく、プラットフォームとしてのF1アカデミーの成長を反映している」と、コメント。
「ハイテックGPは、FIA F2やFIA F3を含むジュニアフォーミュラで素晴らしい歴史を誇っており、2025年から我々のグリッドに彼らを迎えることができることを嬉しく思う」
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