次世代のスター候補来日へ。F1参戦が決定したベアマン、アントネッリのSF公式テスト参加が決定
2024年12月6日(金)12時40分 AUTOSPORT web
12月6日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)を開催する日本レースプロモーション(JRP)は、今月11日から13日にかけて行われる『スーパーフォーミュラ公式テスト/ルーキーテスト』に、オリバー・ベアマンとアンドレア・キミ・アントネッリが参加すると発表した。
12月11日(水)から3日間、三重県の鈴鹿サーキットで開催される同テストは、前半2日間が対象ドライバーに制限が設けられない一方、最終日の2セッションはSFレース出走回数が積算で4戦未満のドライバーに限定されている。
この公式テスト/ルーキーテストに向けてはJRPが連日、公式SNSで参加ドライバーを発表しており、これまでに大草りき、小山美姫、高星明誠、野中誠太、小林利徠斗、オリバー・ラスムッセン、イゴール・オオムラ・フラガ、サッシャ・フェネストラズ、ファン-マヌエル・コレア、ケイレン・フレデリックの参加が明らかになっていた。
両者そろって来季2025年のF1参戦が決定しているベアマンとキミ・アントネッリはそれぞれ11人目、12人目の参加ドライバーとなる。
来シーズン、小松礼雄チーム代表のもとでハースからF1にフル参戦するベアマンは、カートからシングルシーターにステップアップすると2021年にADAC F4選手権とイタリアF4選手権を制し、翌年はプレマ・レーシングからFIA F3に参戦し年間3位に。
2023年と今季24年はプレマでFIA F2を戦いながらハースとフェラーリのリザーブドライバーを務め、病欠となったカルロス・サインツに代わり、急きょフェラーリから参戦することとなったサウジアラビアGPではF1デビュー戦で入賞を果たしたことで周囲を驚かせた。
同じく2025年のF1レギュラーシートを確保しているキミ・アントネッリはイタリア出身の18歳。
F4から飛び級でF2にステップアップしたことが話題を呼んだほか、今シーズン初めにルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍することを発表したことを受けて、メルセデスの“秘蔵っ子”として知られる彼は後継者のうわさが絶えず、多くのスポットライトを浴びることとなった。そして実際に7冠王者の後任ドライバーに指名され、メルセデスF1のシートを獲得。地元モンツァでのイタリアGPでは公式セッションデビューを果たした。
なお、今シーズンはプレマからF2に参戦して2勝をマーク。ランキングは6位となっている。
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