ケビン・マグヌッセン、BMWのLMDhプログラムでスポーツカー復帰へ。カテゴリーは「後日発表」
2024年12月6日(金)8時42分 AUTOSPORT web
BMW Mモータースポーツは12月5日、現在マネーグラム・ハースF1チームからF1世界選手権に参戦しているケビン・マグヌッセンが、2025年にBMWのLMDhプログラムに加わると発表した。マグヌッセンは4年ぶりにスポーツカーレースへのフル参戦を果たす。
ル・マン24時間レースで4回優勝したヤン・マグヌッセンの息子であるケビンは、2021年にチップ・ガナッシ・レーシングのキャデラックDPiでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を戦い、同年には父親とともにル・マン24時間レースにデビューを果たしている。
ニキータ・マゼピンがチームを去った後にハースF1へと復帰する前には、プジョーのル・マン・ハイパーカーチームに所属する予定になっていた。
「世界でもっとも伝説的なレースのいくつかで、BMWのような象徴的なモータースポーツブランドを代表できることを嬉しく、誇りに思う」とマグヌッセンは述べている。
「F1で10年を過ごした後、僕は新たにエキサイティングな章へと乗り出す。耐久レースの歴史上もっとも革新的かつ先進的なスポーツカーで挑戦できることを楽しみにしている」
「この素晴らしい機会を与えてくれたBMW Mモータースポーツに心から感謝したい。準備を始めるのが待ちきれない。チームの他のメンバーと一緒に、2025年シーズンを始めるのを楽しみにしている」
BMWは現在、LMDh車両の『BMW Mハイブリッド V8』をWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック選手権の双方に投入しているが、マグヌッセンが加わるプログラムについての詳細は「後日発表される」としている。
「ケビン・マグヌッセンは、我々のLMDhプログラムにとって素晴らしい追加ドライバーだ」と、BMW Mモータースポーツの責任者であるアンドレアス・ルースは述べた。
「彼は過去10年間、F1の最高レベルで常々そのスピードを発揮してきた」
「彼の豊富な経験は、我々のプロジェクトにとって真の財産となる」
「彼が2021年にスポーツ・プロトタイプでフルシーズンを戦ったことは、我々にとってもうひとつの強みだ。BMW Mハイブリッド V8への順応が確実に容易になるだろう」
「ケビン・マグヌッセンがBMW Mモータースポーツ・ファミリーの一員になったことを、とても嬉しく思う」
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