スロット監督との“会談”を明かした遠藤航 クラブ専門サイトは活躍に太鼓判「いざという時に頼りになる存在」
2024年12月6日(金)19時0分 ココカラネクスト
献身的に役割をこなす遠藤は過密日程を戦うチームにとって重要な存在だ(C)Getty Images
リバプールの遠藤航は今シーズンのプレミアリーグも3分の1を消化した現在も、満足にプレータイムが得られていない。公式戦は先月末からのここ3試合で出場が無く、1月の移籍の噂も根強く囁かれている。
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その中で、遠藤がアルネ・スロット監督と話し合いの場を持ったことが報じられた。ポットキャスト番組の中で遠藤本人が明かしており、その際でのやり取りの内容を専門サイト『This Is Anfield』も大きく取り上げている。
12月5日配信となったトピックの中では、ポットキャスト番組内で遠藤が話したコメントが綴られており、「監督がいつも努力しているのを理解してくれているのはありがたい」との指揮官への感謝の想いや、「リバプールでプレーするのは簡単ではないけれど、監督はチーム全員が必要だと言っていました」と述べたことを伝えている。
スロットから遠藤への言葉を紹介した上で同メディアは、「エンドウはスロットの下で中盤の序列では低い位置にいる」と評しながらも、「しかし、それが日本代表の彼がシーズンを通して重要な役割を果たさないというわけではない」と指摘。
さらに、「リバプールは過密日程を戦っており、選手たちの体力も限界に近づく。そのため、エンドウの経験と粘り強さは特に怪我人が出た場合には中盤で必要とされるだろう」とシーズンが進むにつれ出場機会が増えると予想。加えて、「昨シーズン、彼がいかにチームの資産であるかを証明したことも記憶に新しい」とも振り返っている。
同メディアは、日本人MFに対し「いざという時に頼りになる存在だ」と称えるとともに、「12月10日17時45分開始のチャンピオンズリーグ、ジローナ戦や、12月18日20時のサウサンプトンとのカラバオカップ準々決勝は、エンドウにとって出場機会を掴む絶好のチャンスとなるだろう」などと見通している。
リバプールは年内、ここから7試合の公式戦を戦う。首位に立つプレミアリーグをはじめ、各種大会を勝ち進んでいくためにも、遠藤が要所で起用されていくことは間違いない。そしてその都度、背番号3は必ずや、指揮官の期待に応えるプレーをみせてくれるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]