ドライビングディスタンス10傑の女・川崎志穂、飛躍の課題は「詰めの部分」

12月7日(木)19時4分 ALBA.Net

来季の出場権をかけて、QTはサード止まりとなったが、来季に向けて課題に取り組み始めている(撮影:佐々木啓)

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LPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇7日◇グレートアイランド倶楽部(6,526ヤード・パー72)>

12月7日(木)から2日間の日程で開催される、今年のLPGAプロテスト合格者が参加する「LPGA新人戦 加賀電子カップ」。22名の選手が“同期NO.1”を争っているが、初日最もいいラウンドとなったペアリングは、新垣比菜、金澤志奈、川崎志穂の組。新垣は7アンダーで単独首位。また金澤は3アンダー2位タイ、川崎も2アンダー4位タイと上位につけた。


アテストエリアから出てきて、少し浮かない顔をしたのは川崎。2アンダーにも関わらず、「(新垣)比菜ちゃんも(金澤)志奈ちゃんもすごかったので、2アンダーでも調子がいい感じがしません…。直近では一番良かったラウンド。本当なら『良くなった』はずなのに、2人が良すぎて実感がない」と嘆いた。

2017年シーズンはQTランク上位の資格で、初のレギュラーツアーフル参戦となった川崎。33試合に出場し、予選通過は4試合と結果的には苦しいシーズンだったが、今季から計測が始まったドライビングディスタンスでは全選手のなかで8位(平均248.58ヤード)にランクイン。ポテンシャルの片鱗を見せた。

賞金ランクは109位となったため、11月の「大王製紙エリエールレディス」出場後はサードQTに挑戦。昨年同様にファイナルQTまで進み、上位突破したいところだったが、「サードQTは体調もゴルフの調子も悪くて…初めてのシーズンがすべて終了したあとだったので、知らず知らずのうちに、気が緩んだのかもしれません」と気持ちを上げていくことができず、そこで敗退。以降、今大会まで絶不調。練習ラウンドでも“80”を切れないほどだった。

試合前日、ドライビングレンジで各選手の練習を眺めていると、川崎が近寄ってきて、「後方からアイアンのスイング動画を撮ってもらっていいですか!」と声をかけてきた場面があった。アイアンショットに不安があり、この日も唯一のボギーとなった2番パー3は、ティショットが右へ飛び、カード道路に跳ねて、隣のティグラウンド方面へ。「そこからは左ワキを締めれば真っすぐいく!と信じて打っていたら、徐々に安定してきました」と試合後に語ったが、思考錯誤が続いている。

「ドライビングディスタンスで8位になったことはビックリしましたが、今季は課題が多く見つかりました。もっとショットの精度を上げないといけない。グリーンを外してのアプローチも3m以内にしか寄せれないことも多く、苦しんだりしましたが、1.5mに寄せればラクになる。アプローチ、パター、それに100ヤード以内のショットと、詰めの部分をもっともっと強化しないといけないですね」

体力、気力ともに使い切った初のレギュラーフル参戦、そしてQTでは思うような結果が得られなかったが、「レギュラーに出場できれば、リランキングで上位に入れるように。ステップ・アップ・ツアーはプロテスト合格の資格で7月の大会までは保障されていますが、それまでに優勝できれば1年間出場できる。両方を狙っていきたいです」と底抜けの明るさを見せる川崎。来シーズンの飛躍を目指し、すでに課題と向き合っている。

オフ直前の試合は、初日に久々の好ラウンドを見せただけに、2日目も首位の新垣に食らいついていきたいところ。「今シーズンのレギュラーツアーのイメージと比べて遅かったので、パターはオンラインショートが続いていた。それでも2アンダー。グリーンの感触は分かったので、もっともっと積極的にいきます!」。逆転優勝で開幕戦チケットを得られれば、来季初戦で成長した姿をファンに見せることが可能になる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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