【LPGA新人戦 選手紹介】河本結「ゴルフで負けるのは大っ嫌い!勇気や感動を伝えられる魅力のある選手になりたい」

12月7日(金)9時11分 ALBA.Net

LPGA新人戦 選手紹介・河本結(かわもと・ゆい)(撮影:村上航)

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12月6〜7日の日程で開催される「LPGA新人戦 加賀電子カップ」。近年稀に見るスコアの伸ばし合いとなった2018年LPGAプロテストを突破した第90期生・21名が出場するが、それぞれの選手の個性を紹介する。


現役女子大生ゴルファーとして、プロテストに合格したのは河本結。今季ステップ・アップ・ツアーで4勝を挙げ、ステップ賞金ランク1位となった注目株だ。

5歳のときに両親の影響でゴルフを始めた河本。愛媛県松山市出身で小学4年生の頃に、「地元で開催されたエリエールさんの試合を観にいきました。ロープのなかで活躍している選手を見て、“私もこうなりたい”と思った」とプロを意識しはじめる。

たちまち四国で頭角をあらわしたが、いま振り返ると中学、高校ではまだまだ努力できたと感じている。

「中学校、高校は全日制の学校にいって、友達と接して、楽しい思い出はたくさんあります。でも与えられた時間のなかで、もっともっとできたよね、って思う自分がいます。時間を貴重に感じていなかった」

高校卒業後の進路として、同じ“黄金世代”と呼ばれる選手たちは当然のようにプロテストを受験したが、河本は日体大に進学することを選択する。

「大学に入ろうと思ったのは、高校までで学びきれていないことが多いと思ったからです。人生は一回きり。仮にゴルフ人生が終わったときも、周りの人の役に立つことができる人になりたいと思った。高校卒業の年にプロテストを受けない選択は、反対意見もありましたが、いまでも大学を選んで正解だと思っています」

2017年末のQTは満を持して参戦したが、サードで敗退。だが「サードQTに失敗したときに、母と悔し涙を流して…そこで今年は誰にも負けたくない、って思った」と闘志を燃やし、2018年シーズンにプロデビュー。主戦場のステップ・アップ・ツアーでは6月末の「Skyレディース ABC杯」で初優勝。初受験となったプロテストも順当に最終テストに進出し、見事合格を果たすと、以後はステップで怒涛の優勝ラッシュを続けた。

「山陽新聞レディース」「フンドーキンレディース」「日台交流うどん県レディース」と、ステップ年間優勝記録を更新する4勝を挙げ、2019年シーズン前半戦出場権が付与される“ステップ賞金ランク1位”の座についた。そして2018年、2019年に向けても、さらなる飛躍を誓う。

「2018年は有言実行の年でした。目標はプロテストに合格することと、まずステップ・アップ・ツアーで優勝すること。ステップで賞金ランク1位になることは目標でしたけど、1つ1つクリアしていって、当初に立てた目標よりもさらに上の結果をつかめたことは、いい一年だったと思います。昨年サードQTでの悔し涙を、嬉し涙に変えることができた。でも来年からはもっと厳しい状況に挑むことになるので、サポートしてもらっている母にも結果で恩返ししたい気持ちがあります」

具体的な目標はもちろん、フルシーズンを戦い、賞金シードを獲得すること。「来季が終わった時に達成度が高かったな、と思えるのは賞金ランク5位以内。翌年にはもちろん賞金女王争いができる選手にはなりたいですし、いずれはアメリカを目指したい」。目標を明確に言葉に出すことで、自分を奮い立たせるのが河本のスタイル。2018年は有言実行以上の結果が得られたが、強い意思で来季どこまでの結果を見せてくれるのだろうか。

「見てくださっているギャラリーさんに元気や感動を与えられる魅力のある選手になりたい。ゴルフをしていない方にも“女子プロゴルフっていいな”と思ってもらいたいですね。ファッションスタイルなどで興味を持ってもらえることももちろんいいことですが、ゴルフで魅了するのが一流のプレーヤーだと思うので」

そして自らが理想に描くゴルファーを体現するため、日々努力を続ける。しかし勝ち気に見えるプレー中と比べ、普段の性格はというと…「ゴルフをしているときとは全然違います(笑)。ゴルフでは負けるのが大っ嫌いなので、勝ちたい!というより“絶対負けたくない”という思いが強い。でもゴルフをやっていないときは“何でも楽しもう!”って捉えて、いつでも笑っちゃうんです。これはいいところでも悪いところでもありますけど(笑)」

こんなギャップも魅力の20歳の、ここからの成長に期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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