【巨人】戸根、来季へ「あとはジャンプするだけ」勝負の5年目にかける思い

12月7日(金)11時41分 スポーツ報知

ファーム日本選手権に登板した巨人・戸根

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 巨人・戸根千明投手(26)は今季、プロ4年目で初の1軍登板なしに終わった。

 2月のキャンプは1軍スタート。首脳陣からは左の中継ぎとして期待されていた。毎日、早朝から球場に行き全体練習前にアーリーワークから練習。順調に調整を進めたが、その後、左肘を痛めて約4か月間のリハビリ。2軍では計14登板で防御率2・03の成績を残したが、最後まで1軍昇格はなかった。

 「今年はケガをして、じだんだを踏んだ年でした。苦い汁を吸いましたし、野球人生を通して一番苦しかったです」

 これまで、オフの自主トレは米国のマシソンの広大な敷地の自宅を訪ね、一緒にトレーニングをしたりしていた。だが、今オフは海外自主トレを封印。関東近郊の施設で黙々と汗を流している。選手は戸根一人。トレーナーとマンツーマンで助言をもらいながら、重いおもりのウェートトレではなく、体幹トレなどさまざまなメニューを消化し、濃密な時間を過ごす。

 「一人でやることで自分と向き合ってやろうと。海外でメジャーリーガーをずっと見ていたトレーナーの方にお願いしました。『全てを戸根くんに伝授する』と言って見てくれる。股関節、肩まわりの柔軟性を出したいなと。公称は体重97キロですが今は100キロ。でも、体脂肪率はそんなにないですし、自分の体、今ある筋肉をどう生かせるか。投球動作に生きるようなトレーニングをしています」

 プロ1年目の15年は原監督のもと1軍で46登板、1勝1敗1セーブ、防御率2・88という好成績を残した。由伸監督となった2年目の16年も42登板。17年は2軍で48登板、18セーブ、防御率1・76で最多セーブのタイトルを獲得するも、1軍ではわずか6登板に終わった。巻き返しへ強い気持ちで臨んだ今季は、故障もあって悔しいシーズンとなった。

 「1年目に原監督のもとで46試合投げさせていただいた。来年はそれ以上の活躍をしたい。水野投手コーチには『ソフトバンクの嘉弥真投手みたいな存在になってくれたらありがたい』と言っていただいたので、そうなれるようにしないといけないです」

 球団では長年左のリリーフとしてチームを支えた山口鉄也投手が現役引退。ブルペン強化のため、首脳陣は150キロ超えの左腕・吉川光の来季リリーフ専念を決めた。他にも左のリリーフは森福、高木、池田、中川ら戸根のライバルは多い。キャンプからアピールして競争を勝ち抜く覚悟だ。

 「自分はずっとしゃがんだ状態だったので、あとはもうジャンプするだけかなと。スポットライトを浴びる日が必ず来る、と思って自然体で、やるべきことをやっていくだけです」

     (片岡 優帆)

スポーツ報知

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