貴ノ岩、引退の意向…付け人への暴力で責任取り

12月7日(金)10時48分 読売新聞

 大相撲の幕内貴ノ岩関(28)(千賀ノ浦部屋)が、冬巡業先で付け人(23)に暴力を振るった責任を取って現役を引退する意向を固めたことが7日、わかった。日本相撲協会関係者が明らかにした。元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者が一転、加害者の立場となり、元横綱と同様、角界を去ることとなった。

 相撲協会の聴取に対し、貴ノ岩関は4日夜、巡業先の福岡県内の宿舎の自室内で、付け人が忘れ物の言い訳をしたことに腹を立て、平手と拳で4〜5回頬を殴ったと説明。相撲協会はこの付け人からも事情を聞き、近く理事会で処分を検討する考えを示すとともに、貴ノ岩関に東京都内の千賀ノ浦部屋での謹慎を言い渡していた。

 相撲界を大きく揺るがした昨年10月の元横綱による傷害事件をきっかけに、相撲協会は暴力根絶へ向けた対策を強化し、今年10月に「暴力決別宣言」を発表したばかり。協会関係者の中でも貴ノ岩関の自覚の欠如を厳しく批判する声が多く、重い処分が予想されていた。

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