元BMWのデザイナー、クリス・バングル氏が居住空間も兼ねた中国向け電動シティカー「REDS」を発表

12月8日(金)11時0分 日本版Autoblog



この完全電動シティカー「REDS」をデザインした人物の名前を、大きなヒントなしに言える人はいないだろう。しかし、元BMWデザイナー、クリス・バングル氏がこのRED — 「Revolutionary Electric Dream Space」をデザインしたと知っても驚く人はいないのではないだろうか。

これは中国の電動トラック・メーカーであるCHTCグループが、家や仕事場、社交場以外の"4番目の場所"を欲しがる、若くて裕福な中国の専門職の人々向けに、バングル氏にプロトタイプをデザインするよう依頼したもの。REDSの外観には、ある時はクルマ、普段は居住空間になるというコンセプトが反映されている。

このクルマは見かけ以上に、かなり風変りだ。そのスペックを見ると、REDSは全長2,977mm、全幅1,663mm、全高1,759mm。ホイールベースは約1,441mmとなっている。スマート「フォーツー」と比べると、REDSの方が長くて高くて幅が狭く、ホイールベースは短い。しかし、スマートが2人乗りであるのに対し、REDSは走行時には大人の男性4人、停車時は5人が乗ることができる。また、リアのベンチシートとの関係からフロント・シートは左右にずらして配置されているので、後部座席の乗員はフロント・シートの間に足を伸ばすことができる。

走っていないときには5人で楽しめるように、運転席は180°回転し、ステアリング・ホイールは上方へ跳ね上げることができる。格納式の17インチ・インフォテインメント・スクリーンは高さが変えられ、走行時には視界の邪魔にならないように低く、停車時には車内の人々が全員で楽しめるように高く引き出せる。さらに、キャビンの天井からテーブルが下りてきたり、助手席にはリモコン式のフットマッサージが内蔵されている。リアのテールゲートは、ベンチとしても使用できる。

エクステリアのラインは以下のようなディテールによって形作られている。フロントガラスを前方に傾斜させることで、ステアリングを跳ね上げるときのスペースが確保される。ソーラーパネルで覆われたルーフの先端にある半月型ウインドから、ドライバーは信号機のような高所にある物を見ることができる。フロントと同じように傾斜したリア・ガラスによってヘッドルームが拡げられた。

アルミニウム製ボディで充実した機能を持つこの小型車は後輪駆動で、バングル氏によると、中国の高速道路の制限速度である120km/hで走ることができるという。他の技術的なスペックは明かされていないので、バッテリー容量や航続距離は分からない。このコンセプトを実現するため、CHTCグループでは「REDSPACE」という自動車メーカーを新たに設立し、2年以内の市販化を目指して、このプロトタイプで開発テストを行っていくという。

By Jonathon Ramsey

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

日本版Autoblog

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