2017年のF1世界選手権はオーバーテイク数が半減 最多はレッドブルのリカルド

12月8日(金)19時0分 日本版Autoblog



2017年のF1世界選手権では、オーストラリアドライバーのダニエル・リカルドが、レッドブルのチームメート、マックス・フェルスタッペンに代わり、オーバーテイク数トップの座に輝いた。しかし今シーズンは昨年と比べ、マシンがより高速でワイドになったことを受けて、オーバーテイク数が半減した。

タイヤ供給メーカーのピレリが12月5日に発表した統計によれば、2017年は全20戦で合計435回のオーバーテイクが行われた。2016年は全21戦で合計866回だった。

1戦あたりの平均で見ると、2017年は21.8回。2016年は41.2回だ。

アゼルバイジャンGPで優勝したリカルドは、年間43回のオーバーテイクを行った。そのうちの13回は、シルバーストーンで開催されたイギリスGPで、19番グリッドからスタートし5位でフィニッシュした時のものだ。

2016年には初優勝も達成し年間78回の最多オーバーテイク数を記録したフェルスタッペンだったが、今年は22回のオーバーテイクに留まった。

しかし、この20歳のオランダ人ドライバーは、メルセデス・チームに在籍する4度のF1王者ルイス・ハミルトンと並んで、オーバーテイクされた回数が最も少ない選手だった(合計2回)。

オーバーテイク数が減りそうだという声はシーズン前から挙がっていた。大改訂されたレギュレーションに基づく新しいF1マシンは、コーナリングが高速になる一方、モナコのような低速コースでは追い抜きが難しくなった。

最もオーバーテイク数が少なかったレースはロシアGPで、わずか1回しか記録されていない。逆に最多だったアゼルバイジャンGPは、42回もの追い抜きが行われる大混戦だった。

コンストラクターズ・ランキング3位のレッドブルは、チームとしてのオーバーテイク数でトップを記録すると同時に、ランキング2位だったフェラーリと並んで、オーバーテイクされた回数が最も少なかった。

この統計でオーバーテイクとして集計されるのは、1周目を除く完全な周回で行われたもののみ。機械的問題に伴う順位変動や、周回遅れのドライバーは対象としていない。

ピレリによれば、2017年のポールポジション・タイムは2016年より平均2.450秒速くなり、最速ラップも平均2.968秒速かった。

最高速度は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがメキシコGPで記録した362.4km/hだった。

2018年シーズンは、基本的によりソフトなコンパウンドを用いた、さらに速いタイヤが導入される予定だ。

By REUTERS

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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