レッドブルが「ペレス退団」を決断へ 昇格はローソンと伊報道 角田裕毅はRBでハジャーが相棒に

2024年12月8日(日)17時30分 ココカラネクスト

レッドブル昇格はローソンになるとイタリアメディアが報じている。角田は来季もRBで走ることになる(C)Getty Images

 大きな注目を集めていた、来季のF1レッドブルのシートが決定したと、欧州メディアにより報じられている。

 イタリアモータースポーツサイト『Motorsport.com Italia』が現地時間12月7日、セルジオ・ペレスが今季限りでチームを去り、RBのリアム・ローソンが昇格すると伝えた。「グランプリ出場わずか12戦という経験の少ないローソンにとって、この決定はキャリアの大きな転機となる」などと見通している。

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 同メディアによると、「ペレスとの契約終了の決定はすでにレッドブル内で下されており、退団手続きが確定次第、ローソンのトップチーム昇格が正式にアナウンスされる予定」とであるとして、それぞれの発表はアブダビGP終了後に行われるようだ。また、もう1人の候補となっていた角田裕毅はRBに残留し、若手のアイザック・ハジャーとコンビを組むことになるという。

 また、今回のトピックにおいて同メディアは、ペレスとマックス・フェルスタッペンが組んだ4シーズンを振り返り、ペレスのパフォーマンスを「期待を裏切る結果となった」と指摘。他にも、「ペレスがメキシコのスポンサーから得ていた資金は、レッドブルがコンストラクターズランキングで失った利益を補うには不十分だった」などとタイトルを逃した今季の内容を評した。

 一方、“大抜擢”となる、ローソンについては、「レッドブルに昇格したことで、ヘルムート・マルコは安定を望んでいる」などとも綴っており、期待の大きさをうかがわせている。

 だが同メディアは、「彼の順応力とスピードは評価されているが、フルシーズンのF1経験がないままフェルスタッペンのチームメイトになるプレッシャーは計り知れない」と懸念も示し、「もし適切な準備期間が与えられていれば、ローソンはRBでさらに経験を積み、より万全な状態でキャリア最大の挑戦に臨むことができたはずだった」と論じている。

 今回の報道では、ペレスの今後については触れられていない。また、ローソンの今回の昇格に関して、「慎重に準備されたものではない」などと強調している。

 果たして今季終了後、実際にドライバー交代の発表は行われるのか。間もなく訪れるオフシーズンはレッドブルの未来にとって、大きな転換点となるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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