吉田麻也&山根視来のLAギャラクシー、10年ぶりの全米制覇達成! NYレッドブルズを破ってMLSカップ優勝
2024年12月8日(日)8時15分 サッカーキング
ウェスタン・カンファレンスを勝ち点「64」の2位で終え、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の年間王者を決めるMLSカップへと駒を進めたLAギャラクシー。10年ぶりの優勝を目指す同クラブは、ラウンド16と準々決勝で見事に大勝を飾った。迎えた準決勝ではシアトル・サウンダーズFCを相手に1−0の辛勝。6回目の全米制覇に向け、NYレッドブルズとの決勝に進出した。イースタン・カンファレンス7位のNYレッドブルズと激突するファイナルでは、吉田と山根が揃って先発出場。吉田はチームのキャプテンも務めており、このゲームでサブに入った元ドイツ代表FWマルコ・ロイスらをまとめ上げて2014年以来の優勝を狙う。
試合は前半から激しくスコアが動く。9分にLAギャラクシーがポゼッションで相手を押し込み、ハーフライン付近でボールを持ったガストン・ブルグマンがワンツーで中央を突破。ドリブルで運びながらスルーパスを出すと、抜け出したジョゼフ・ペインツィルがネットを揺らして先制点を挙げた。
さらに直後の13分、LAギャラクシーのゴールキックからプレーが再開。長いボールは一度相手にクリアされたものの、こぼれ球を拾ったマーク・デルガドがワンタッチでデヤン・ヨヴェリッチへと繋ぐ。ドリブルで長い距離を持ち運びつつボックス内に侵入。左足でGKのタイミングを外すシュートを流し込み、貴重な追加点をマークした。
対するNYレッドブルズも、28分に1点を返してリードを縮める。ゲームはLAギャラクシー優勢のままハーフタイムへと突入した。
DFリーダーとして守備陣を牽引する吉田は、持ち前の危機察知能力を生かしたプレーで攻撃の芽を摘み取る。山根もレーンを使い分けながら積極的に攻撃参加。65分にはポスト直撃のシュートを放って相手ゴールを脅かす。結局、そのまま試合は2−1で終了。MLSカップ最多優勝を誇るLAギャラクシーが自らの記録を塗り替え、6度目の全米制覇を成し遂げた。
【スコア】
ロサンゼルス・ギャラクシー 2−1 ニューヨーク・レッドブルズ
【得点者】
1−0 9分 ジョゼフ・ペインツィル(ロサンゼルス・ギャラクシー)
2−0 13分 デヤン・ヨヴェリッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)
2−1 28分 シーン・ニーリス(ニューヨーク・レッドブルズ)
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