【香港カップ 坂本が見た】2つ目のタイトルを狙うネオリアリズム、モレイラを背に弾んだ!

12月8日(金)6時2分 スポーツ報知

モレイラ騎乗のネオリアリズムは落ち着いた走りで順調さをアピール

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香港カップ追い切り(7日・シャティン競馬場)

 香港国際競走(10日、シャティン競馬場)に出走する日本馬8頭が、同競馬場で最終追い切りを行った。カップ(芝2000メートル)に出走するネオリアリズムはモレイラを背に上々の動き。枠順も1番枠に決まり、現地で取材を続ける坂本達洋記者がコラム「見た」で分析した。

 思わず見とれてしまった。香港カップに出走するネオリアリズムは、シャティンの芝コースを単走で追い切られた。4ハロンからゆったりと加速して、ラスト2ハロン26秒0を馬なりで計測。弾むようなフットワークで、全く力みのない動きに万全の仕上がりを確信した。

 手綱を執ったモレイラが「馬の状態が良く、感触はとてもよかった」とうなずけば、堀調教師も「彼も言っていたが、やはり香港は3度目なので、精神状態もいい。ハッピーホースだと言っていました」と納得の様子だ。昨年の香港マイル(9着)、そして今回と同じモレイラ騎乗で初GI制覇を飾った4月のクイーンエリザベス2世Cの遠征経験が、輸送慣れや環境への適応につながっているのは確かだろう。

 4日から3日連続でオールウェザーコースに入り、キャンターで馬場を1周している間は、いつも落ち着いていた。この日の追い切り後も、検疫厩舎に引き揚げる時も少しうるさいところを見せた程度。初めて海外遠征した際はイレ込んだり、食が細くなったというが、いまはそんな不安をみじんも感じさせない雰囲気を漂わせていた。

 春の香港に続いて2度目の騎乗となるモレイラは、「かなり難しい馬。気性が強く、ときどき出遅れて勝負になる前に体力を消耗してしまうことがある。でも春の時は問題なく落ち着いて走れていたので、今回も上手にスタートしてほしい」と気性面をポイントに挙げた。ここまでの調整を見る限りでは、クイーンエリザベス2世C時に近い仕上がりで臨めそう。2つ目のタイトルを期待せずにいられない。(坂本 達洋)

スポーツ報知

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