スーパーフォーミュラ鈴鹿ルーキードライバーテストは4台が走行。佐藤蓮が2回ともにトップタイム

2021年12月9日(木)11時56分 AUTOSPORT web

 12月9日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストは三重県の鈴鹿サーキットで走行3日目のルーキードライバーテストが行われ、4台が参加。1時間2セッションが行われ、どちらも佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)がトップタイムをマークした。


 鈴鹿で開催されているスーパーフォーミュラ合同テストは、走行3日目のルーキードライバーテストを迎えた。この日は、スーパーフォーミュラの決勝レース出走回数が積算で4戦未満のドライバーのみが参加可能で、いずれも2021年にスーパーフォーミュラ・ライツ(SFL)に参戦していたドライバーたちが参加した。


 すでに合同テストからドライブしているのは、SFLランキング3位の佐藤、4位の三宅淳詞(KCMG)のふたり。一方この日が初めてのスーパーフォーミュラドライブとなったのは、5位の平良響(ROOKIE Racing)。またこの日急遽、マスタークラス王者の今田信宏(B-MAX RACING TEAM)が51号車で参加した。


 爽やかに晴れ渡った9時からの1時間のセッションでは、すでに2日間のテストをこなしている佐藤、三宅のふたりは快調にペースを上げ、1分38秒台で周回。平良は慎重にペースを上げながら、1分42秒台から40秒台へペースを上げていった。


 一方、2020年の富士での合同テストで一度SF19をドライブした経験をもつ今田も1分46秒台をマークし、そこからペースを上げていったが、開始から23分、NISSINブレーキヘアピンでコースアウト。走行は一時赤旗中断となった。


 そのため5分延長となり、10時05分にチェッカーとなったが、佐藤が1分37秒112でトップに。三宅が1分37秒390で続いた。平良は1分40秒061、コース復帰を果たした今田は13周を走り、1分43秒379をマークした。


 25分のインターバルでスタートした10時30分からの走行2回目では、1回目で18号車をドライブしていた三宅が7号車に乗り換え走行した。


 1回目こそ慎重な走行を続けていた平良は、4周目に1分39秒台をマーク。今田も3周目に1分42秒台と、1回目の自己ベストを更新していく。平良はさらに、9周目には1分37秒447をマーク。その時点で三宅、佐藤のふたりを上回るタイムを記録した。


 最終的に2回目は10周目に1分37秒283をマークした佐藤がトップ。平良が1分37秒447で2番手に。三宅が1分37秒760で続いた。今田は終盤、1分41秒069までタイムを縮め、20周を走行。合計33周を走りきった。

平良響(ROOKIE Racing)
三宅淳詞(KCMG)
今田信宏(B-MAX RACING TEAM)
平良響(ROOKIE Racing)

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