【巨人】大山獲得は逃がしたものの…今オフ、"最大の補強"にファン安堵 「闘志あふれる姿が来季も見られるのは嬉しい」
2024年12月9日(月)12時37分 ココカラネクスト
ケラーは移籍1年目の今季、勝利の方程式の一員として力を発揮した(C)産経新聞社
FA戦線で大きな注目となった阪神・大山悠輔の巨人移籍は叶わなかった。
阿部慎之助監督を始め主力選手も熱心にラブコールを送ったものの叶わず。
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一方で2日に来季の保留者名簿が明らかになり助っ人陣の去就にも注目が高まっている。
自由契約選手の中には中日の絶対守護神、ライデル・マルティネスも含まれる中、巨人においてひそかに注目されたのは救援右腕、カイル・ケラーの存在にもあった。
すでにケラーは巨人と契約を結び、支配下選手の保留手名簿に記載されているが、8日(日本時間9日)に米メジャー情報サイトの『トレードルーマーズ』がケラーの契約に関して1年契約で26年シーズンのオプション付きと報じた。
昨オフ、阪神から移籍してきたケラーは加入1年目だった今季、52試合に登板し2勝2敗1セーブ20ホールド、防御率1・53とフル車輪の活躍を果たした。
特に勝負の夏場からは勝利の方程式の一角を務め、4季ぶりのリーグ優勝に向けて大きな力となった。
阪神に在籍した2シーズンにおいても守護神含め、終盤の緊迫感あふれるシーンで度々力を発揮したとあって、助っ人といえども異例のTG移籍に昨オフは大きく注目が集まったが、移籍1年目もしっかりパフォーマンスを残した。
ケラーに関してはマウンド上での闘志あふれるピッチングスタイルとともに、明るい性格でチームに溶け込んでいるナイスガイとしても知られる。
助っ人右腕の残留が明らかになると巨人ファンの間からも「そう簡単には手放せない投手、良かった!」「闘志あふれる姿が来季も見られるのは嬉しい」など、歓迎の声が続々とあがっている。
今季4季ぶりのリーグ優勝を果たしたチームも目指す日本一には手が届かなかった。
すでに最強守護神のライデル・マルティネスの獲得にも動いているとされる中、来季はどんな勝利の方程式が構築されるのか。楽しみな布陣となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]