J2降格も札幌残留熱望で話題。ジョルディ・サンチェスが再び意味深投稿
2024年12月9日(月)11時25分 FOOTBALL TRIBE
J2降格の北海道コンサドーレ札幌は、2024シーズン限りでのミハイロ・ペトロヴィッチ監督退任が正式決定。FW菅大輝、MF駒井善成、GK阿波加俊太、MF小林祐希の契約満了による退団も決まっているが、スペイン人FWジョルディ・サンチェスのSNS投稿が再びファン・サポーターの関心を集めている。
バルセロナ下部組織出身のサンチェスは、2024年夏にポーランド1部ヴィジェフ・ウッチから札幌へ完全移籍。FW鈴木武蔵の競争相手として期待されたが、リーグ戦7試合の途中出場でノーゴール。大和ハウスプレミストドーム開催の最終節・柏レイソル戦はコンディション不良によりベンチ外だった。
同選手は5日、宮の沢で今季最後のトレーニングを行った後のSNS投稿で話題に。インスタグラムで「個人的にはあまり良くなかったし、思っていたよりもチャンスが少なかった。だけど、みんなに会えて、この素晴らしい街と国で過ごせてとても嬉しいよ。学ぶことは多かったし、僕の考えや気持ちも以前より強くなった。またここに戻ってきて、自分の持っているものを発揮するための励みになったよ。みんなに感謝しているし、またすぐに会おう」と綴ると、ネット上で今冬退団の憶測が駆け巡る。
するとインスタグラムのストーリーズで「落ち着いて、私は契約を結んでいるし、残りたい。今シーズン宮の沢に別れを告げるために、ここ数か月に気持ちを投稿しただけです。それ以外は何もありません」と、投稿の真意を説明していた。
そんなサンチェスは、柏戦当日に再びインスタグラムを更新。ストーリーズで自身の名前と背番号「9」が刻まれたユニフォームをアップすると、「I’ll wear the uniform next year too!」(来年もこのユニフォームを着るつもりだ)と、改めて残留の意思を表明している。
2024シーズン途中での大型補強、J2降格により、2025シーズンの予算削減が濃厚とみられる札幌。クラブ幹部が菅、駒井と主力選手2名をフリーで放出という決断を下しただけに、コンサドーレ残留というサンチェスの願いが叶わない可能性も考えられる。