バルサが約290億円でケイン獲得を画策か…31歳のスアレスの後継者候補に
2018年12月9日(日)12時27分 サッカーキング
バルセロナは現在ワールドクラスのFWを求めている模様。同メディアによると、ストライカーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが32歳に近づき、ひざのトラブルにたびたび苦しんでいることが理由に挙げられているようだ。
バルセロナはこの状況を見越し、今夏パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペや、アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらの獲得に挑戦。しかし、これらは失敗に終わっていた。
そして今回バルセロナは、25歳でキャリア最高潮にこれから達するケインに白羽の矢を立てたようだ。なお、同クラブはケイン獲得に2億ポンド(約290億円)を準備しているという。
一方のトッテナムはエースの流出阻止を切望する一方で、台所事情が厳しいのが現実。現在建築中の新スタジアムの仕上げが大幅に遅れ、必然的にコストが増大しており、1億5000万ポンド以上の入札はかなり「魅力的」だという。
なお、トッテナムは今週のチャンピオンズリーグ(CL)バルセロナ戦で決勝トーナメント進出できるかどうかが決まる。そしてもし、CL予選敗退となると、ケイン自身も移籍を望む可能性があるようだ。スポーツ専門家のテリー・ギブソン氏は次のようにケインの移籍について言及している。
「世界中を見回して、ケインと同じ年齢で、彼ほどのストライカーを見つけることができない。他に誰が彼のような目覚しいゴール数を記録しているだろうか?」
「彼以外(L・スアレスの後継者になるのは)不可能だ。他のすべての候補は30歳以上だろう」
「そしてケインはそろそろラ・リーガで次の大きなものを手に入れる頃だ。彼は何年もルカ・モドリッチやギャレス・ベイルと一緒にプレーしてきた。彼は(チームから出ていきスペインで活躍するモドリッチやベイルの)評判にうんざりしているだろうね」
「最終的にはケインが望む結果になる。世界最大のクラブが自分を求めているときというのは、常にどんな選手にとっても難しいものだ」