ハースF1代表「ふたりとも金曜には絶対にクラッシュしてはならない」アクシデントが続き、スペアシャシーが不足

2021年12月10日(金)16時16分 AUTOSPORT web

 ハースF1チームは、ルーキーであるニキータ・マゼピンとミック・シューマッハーが最終戦アブダビGP金曜フリー走行でクラッシュをしないことを願っている。最近アクシデントが続き、スペアシャシーが不足しているためだ。


 カタールの縁石でマゼピンのシャシーはダメージを負い、次のサウジアラビアでは彼は決勝中にクラッシュを喫した。シューマッハーもサウジアラビアでウォールにクラッシュしている。


「新しくパーツを作る時間はなかった」とハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、アブダビで語った。


「そのため我々のパーツの在庫はかなり少なくなっている。レースをするのに十分なパーツはある。金曜日に大きな事故が起きなければ問題はない」


「ドライバーたちはこの状況を認識する必要がある。金曜日にはいかなるリスクも冒すことはできない。まったくパーツがないわけではない。十分なパーツがあるが、今週末の金曜日に、前回の日曜日のようなことが起きたら、大きな問題になる」

2021年F1第21戦サウジアラビアGP 8周目にクラッシュしたミック・シューマッハー(ハース)

「最大の問題は、シャシー交換を強いられることだ」とシュタイナーは付け加えた。「1台はカタールで、もう1台はサウジアラビアで損傷したので、シャシーについては問題がある」


「残りのパーツについては、在庫は多くはないが十分なウイングとフロアがある。その点は問題ないはずだ。だが通常シャシーを修理する時は他のパーツも直すことになる。だから金曜日には少し注意する必要がある」


「その後は大丈夫だ。パニック状態に陥っているわけではない。金曜日に慎重になる必要があるだけだ」

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