大谷翔平の加入で“MVPトリオ”が並ぶ最強打線が完成!米メディアが指摘した二刀流スターがドジャースにもたらす「価値」

2023年12月10日(日)16時13分 ココカラネクスト

常勝軍団と言えるドジャースに大谷が加わることで、その選手層はさらに強力になった(C)Getty Images

 現地時間12月9日(日本時間10日)、ドジャースはエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平の獲得を発表。複数メディアによると10年総額7億ドル(約1014億円)の契約内容と見られており、常勝軍団が二刀流スターの獲得に成功した。

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 今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷。現地では二刀流スターの移籍先に関して様々な噂や憶測が飛んでいたが、最有力候補と見られていたドジャースに移籍することが決まった。

 今季のドジャースはナ・リーグ西地区で100勝62敗を記録。地区シリーズでは敗退したものの、リーグ戦では独走状態だった。今季だけでなく2013年から10度の地区優勝を飾り、11年連続でポストシーズン進出中のドジャースだが、そんな常勝軍団に大谷が加入することで、チームにどんな効果が生まれるのだろうか。

 米スポーツ専門サイト『 The Sporting News』は記事を配信し、大谷が加入したドジャースの来季打順を予想した。同メディアが予想した打順は以下の通りだ。

1. ムーキー・ベッツ(セカンド)
2. 大谷翔平(DH)
3. フレディ・フリーマン(ファースト)
4. ウィル・スミス(キャッチャー)
5. マックス・マンシー(サード)
6. ジェームズ・アウトマン(センター)
7. クリス・テイラー(レフト)
8. ジェイソン・ヘイワード(ライト)
9. ギャビン・ラックス(ショート)

 この打順について同メディアは「すでに球界屈指の危険なラインアップに、オオタニのパワフルで粘り強いバットが加わった」と言及。上位打線を形成するベッツ、大谷、フリーマンの“MVP”トリオに興奮気味の様子だった。

 また、同メディアは大谷がこれまでに残した打撃成績に注目。「ドジャースは野球界で最も充実した打者の一人を加えることになる。2度のMVPに輝いたオオタニは、過去3シーズンで平均40本塁打以上を放っており、そのパワーは疑いの余地がない」と記載。今季は日本人メジャーリーガーで初となる本塁打王を獲得した二刀流スターのパワーを高評価した。

 一方で、本塁打以外の面では「2021年のMVPシーズンには三振率が29.6パーセントと高かったが、2022年には24.1パーセント、2023年には23.8パーセントまで低下した。それに伴い、オオタニはより粘り強くなった。2023年にはキャリアハイの出塁率(.412)を更新し、打率もキャリア最高の.304まで上げた」と打撃面で年々向上している点を紹介し、大谷が加入することでもたらされる価値を示した。

 今季は打者として打率.304、44本塁打、95打点を記録した大谷。そんな二刀流スターが加入する来季のドジャースは、メジャー屈指の破壊力を持つ最強打線となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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