連続賞金王・今平周吾は安定感抜群 来季は200ヤード以上の精度を上げて3年連続賞金王へ【男子ゴルフ】

12月11日(水)17時0分 SPAIA

2年連続賞金王になった今平周吾

Ⓒゲッティイメージズ

今季25戦してトップ10が16回

12月5日から8日に東京よみうりカントリークラブで開催された日本シリーズJTカップで3位に入った今平周吾が2年連続賞金王になった。今季トップ10が25戦して16回。24戦して14回だった昨季に続いて抜群の安定感を武器にしての載冠となった。

賞金王になった今季と昨季だけでなく賞金ランキング6位だった2017年も安定感が際立った。25戦して14回のトップ10。この3年間で74戦してトップ10が44回。約60%の割合だ。

また、今季も昨季に続き平均ストローク60台だった。今後も日本ツアーが主戦場になるのであれば、片山晋呉の9年連続(2000年から2008年)平均ストローク60台を更新しそうな気配も漂い始めた。

ショットの精度の高さ

今平の安定感は高いショットの精度が支えている。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率、両方の順位を足したトータルドライビングが高いレベルで安定し、パーオン率が高い。距離的にも、方向をとる上でも、グリーンを狙いやすい位置までティショットを運び、そこから確実にパーオンをしてバーディチャンスを多く作っている。

今平周吾のトータルドライビングとパーオン率

今季は過去最もパーオン率が高く、バーディチャンスを多く作ることができた。パーオンしたホールの平均パットが6位でバーディ率が8位タイでも、全ホールのバーディ率は4位。そして、リカバリー率は10位でも、パーキープ率は1位となった。

パー3とパー5でのバーディ率向上に向けて

高いショットの精度を誇る今平だが、パー4でのバーディ率に比べてパー3とパー5のバーディ率が悪い。今季はパー4では2位タイだったが、パー3では8位タイ、パー5では11位となった。昨季や2017年も同様の傾向だ。

今平周吾のバーディ率

男子ゴルフツアーのパー3のホールの距離は200ヤード以上に設定することが多い。パー5のホールでは第2打が残り250ヤード以上になり、グリーンに近づける、さらには乗せることを狙うべき状況になることが多い。今平の場合、200ヤード以上の距離はロングアイアンやウッド系のクラブで打つことになる。これらのクラブでのショットの精度が、ショートアイアンやミドルアイアンでのショットの精度に比べると高くないのだ。

今平はどのクラブも短く握ってショットする。色々と試行錯誤しながら正確性を重視した結果、定着したスタイルだろう。200ヤード以上のショットの精度を高められるポイントも、試行錯誤することでいずれ見つけるのではないだろうか。例えば、正確性を損なわない範囲内で、今よりもう少しクラブを長く持つことができれば、ロングアイアンやウッド系のクラブでのショットでも弾道に高さが出て、グリーンをとらえやすくなる期待が持てる。

3年連続賞金王がかかる来季

今季石川遼は復活を遂げた。2年連続賞金ランキング2位のショーン・ノリスも来季こそはと今季以上に意気込んでくるだろう。安定感に勝負強さを上乗せし、石川やノリスなどの強敵に打ち勝ちたい。特に3年連続賞金王になるためには200ヤード以上の距離からのショットの精度を高めたいところだ。

今平は米ツアーも視野に入れている。IMGゴルフアカデミーに留学したのもその表れだ。これまで出場した米ツアーでは目立った成績を挙げられていないが、200ヤード以上の距離からのショットの精度が高くなれば好成績を挙げることも出てくるはずだ。

SPAIA

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