角田裕毅、予選で初めて僚友に勝利「4番手タイム抹消は悔しいが、開幕戦以来、一番自信を持って走れている」F1第22戦
2021年12月12日(日)5時54分 AUTOSPORT web
2021年F1アブダビGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は8番手を獲得した。チームメイトのピエール・ガスリーは12番手となっており、角田は今週末ここまでの3回のプラクティスと予選でガスリーより上位に入った。予選でガスリーを上回ったのはこれが初めてのこと。
Q2をミディアムタイヤで通過した後、Q3の1回目のランで1分23秒011をマークし、Q3前半には4番手に位置していたが、このタイムはターン16のトラックリミット違反で取り消された。角田は2回目のランで1分23秒220を出し、予選8番手となった。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
FP3 6番手(1分24秒223:ソフトタイヤ/22周)
予選 8番手(Q1=5番手1分23秒428:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分23秒404:ミディアムタイヤ/:Q3=8番手1分23秒220:ソフトタイヤ)
今のところいいレースウイークを過ごせていますが、今日はフラストレーションが溜まる日でした。Q3のアタックラップでトウを使わなくてもいいタイムを出せていたにも関わらず、トラックリミットでタイム抹消となってしまいました。
このレースウイークで自信を取り戻すことができ、その結果が走りにも表れていると思います。バーレーンでの開幕戦以来、一番自信を持って走れているとてもポジティブなレースウイークです。
Q2で記録したラップにはとても満足しています。明日の決勝はミディアムタイヤからのスタートとなり、いい選択ができたと思います。予選の力強さからシーズンを締めくくるのにふさわしい方向へ進めているので、明日はすべてをまとめて結果につなげられるよう戦います。