アンドレアス・ザイドルがザウバーにCEOとして加入。マクラーレンは新代表にエグゼクティブディレクターのステラを起用
2022年12月13日(火)20時37分 AUTOSPORT web
ザウバーは、アルファロメオF1チーム・オーレンのチーム代表でありザウバー・モータースポーツのCEOフレデリック・バスールの離脱を発表した約2時間後、マクラーレン代表を務めてきたアンドレアス・ザイドルを新たなCEOに任命することを発表した。バスールは2023年1月にザウバーを離脱、1月9日にスクーデリア・フェラーリに、チーム代表兼ゼネラルマネージャーとして加入する。一方、マクラーレンは、ザイドルに代わり、新チーム代表の座に、レース担当エグゼクティブディレクターを務めてきたアンドレア・ステラが即時就任することを発表した。
ザイドルは2023年1月にザウバーのCEOとしての仕事を開始する。アルファロメオF1チーム代表については、追って発表するということだ。ザウバーは2026年には、F1に新規参入するアウディのファクトリーチームとして活動することが決定している。
ザイドルはBMW F1プロジェクトにおいてモータースポーツキャリアをスタート、数年にわたり、ザウバーのヘッド・オブ・トラックオペレーションズも務めた。ポルシェのチーム代表としてWECでのタイトル獲得に貢献した後、2019年以来、マクラーレンF1チームの代表の役割を担ってきた。
マクラーレン・レーシングは、ザイドルのザウバー移籍の発表に先立ち、ザイドルの離脱とステラのチーム代表就任を発表した。ステラは、フェラーリで15年を過ごし、ミハエル・シューマッハーとキミ・ライコネンのパフォーマンスエンジニア、ライコネンとフェルナンド・アロンソのレースエンジニアの役割を果たした。2015年にマクラーレンに加入し、ヘッド・オブ・レースオペレーションズ、パフォーマンスディレクターを経て、2019年からレース担当エグゼクティブディレクターを務めていた。