ソトが語った契約金の“使い道”に米記者も感銘「思慮深い回答だ」 プロスポーツ史上最高額の7億6500万ドルで「母国の人々を助けたい」

2024年12月13日(金)16時30分 ココカラネクスト

ソト「支援を受けられない子どもが多い」という母国へのサポートを誓った(C)Getty Images

 契約金の使い道も流石だ。

 現地時間12月11日(日本時間12日)、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていたフアン・ソトは、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)で正式契約。プロスポーツ史上最高額のビッグディールで米球界を驚かせている26歳は、この発表から一夜明け、ニューヨークのシティフィールドで入団記者会見を行った。

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 会見後、米放送局『FOX Sports』のディーシャ・トーサー記者は、「ソトが7億6500万ドルの使い道に関する一流の回答」とX上に記述。さらに同局の記事内で、「ペイフォワード(受けた善意を他の誰かにつないでいくこと)に基づくこの思慮深い答えは、ソトが最も大切にしている価値観についての洞察を与えてくれた」と称賛している。

 今回の超巨額契約に際し、まずソトの頭に浮かんだのは、「(母国の)ドミニカ共和国で人々を助ける」ことだったという。会見内では、「才能があり、輝かしい未来を掴めるはずなのに、支援を受けられない子どもが多い」「地域や国のみんなを助け、彼らが前進し続けられるよう機会を作れればと思う」と語り、その後も次のように続けていた。

「次のフアン・ソトが誰になるのか、次のショウヘイ・オオタニ(ドジャース)が誰になるのか、次のブライス・ハーパー(フィリーズ)が誰になるのか、次のスコット・ボラス氏(代理人)が誰になるのか、次のスティーブ・コーエン氏(メッツオーナー)が誰になるのか、それらはわからない。彼らが前進し続けられるように、わずかでも希望を与えたい」

 プロスポーツ史上最高額の契約でさらに注目度が高まったソト。来季以降のパフォーマンスから目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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