C大阪が発表…在籍4シーズン目GK松井謙弥、今季リーグ戦19試合出場FW高木俊幸と契約満了

　セレッソ大阪は13日、GK松井謙弥、FW高木俊幸との契約について今シーズンをもって満了とし、来シーズンの契約を更新しないことを発表した。

　現在36歳の松井はジュビロ磐田の育成組織出身で、2004シーズンにトップチーム昇格を果たすと、京都サンガF.C.への期限付き移籍を経て、2010年にセレッソ大阪へ完全移籍。同シーズンの明治安田生命J1リーグで15試合に出場し、チームの3位フィニッシュに大きく貢献した。その後、徳島ヴォルティス、水戸ホーリーホックなどでプレーした同選手は今シーズンにセレッソ大阪へ復帰を果たしていた。

　松井は同クラブ退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「今シーズンも応援ありがとうございました。1年と短い期間でしたがまたセレッソのユニホームを着て戦うことができて良かったです。なかなかチームの力になれず不甲斐なさと悔しさでいっぱいですが、これを糧にまた頑張りたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」

　現在30歳の高木は東京ヴェルディの育成組織出身で、2009シーズンにトップチームデビュー。同クラブで活躍すると、2011シーズンに清水エスパルスへ完全移籍した。在籍4シーズンで明治安田生命J1リーグ通算120試合に出場し20ゴールを記録。その後、浦和レッズでのプレーを経て、2018シーズンにセレッソ大阪へ加入した。

　2018年2月10日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPで加入後初ゴールを挙げて、セレッソ大阪の優勝に大きく貢献した高木は同クラブ退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「この度チームを離れる事になりました。セレッソ大阪には4年という大きなチャンスを頂き感謝しています。移籍初年度は自分らしくプレーができたシーズンでしたが残りの期間は怪我が増えチームに迷惑をかけてしまいました。それでも何度も怪我を治しグラウンドに戻し続けてくれたメディカルスタッフ、チームドクターや自分の事を信頼し続けてくれた監督、コーチ、チームメイト、そして応援し続けてくれたサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ゼロックススーパーカップ、2018年のアウェイの広島戦など皆さんと分かち合った勝利の一つ一つが最高の思い出です。今よりもっと成長して元気な姿を見せられるように頑張りたいと思います。4年間本当にありがとうございました」