【ターコイズS】「上がり34秒前半」「4角平均通過2.1P」に合う馬は?

12月13日(金)17時0分 SPAIA

ディメンシオンⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

狙うは34秒台前半の上がり決着に強い馬

12月14日(土)中山競馬場では牝馬限定の重賞ターコイズS(GⅢ・芝1600m)が行われる。2015年に重賞に格付けされて以降、2015年に11人気→16人気→15人気、2018年は5人気→10人気→13人気で決着するなど、波乱が多い傾向にある。そんな難解な一戦を馬場傾向と出走各馬の馬場適性から分析していく。

まずは先週12月7日と8日に中山競馬場で行われた芝のレース結果を振り返る。土曜日は朝から冷たい雨が降り、芝コースは稍重でレースが行われた。時計面でも2000mで争われた3歳以上2勝クラスで2:02.1というタイムでの決着となるなど、多少なりとも雨の影響があったと言えるだろう。

しかし日曜日になると天候は回復。午前中は引き続き稍重だったが、昼過ぎには良馬場へと変更になった。最終レースとなった1600mの3歳以上2勝クラスでは1:34.3というタイムがマークされていた。こうしたことからも、晴れ予報となっている今週末のターコイズSでは1:33前半の決着になるのではないかと考える。

表1_12月7日8日中山芝コースの上がり_ⒸSPAIA


上がりタイムは稍重と良馬場で目立った差は見られなかったが、良馬場で行われた3レースに限って平均上がりを調べた結果は、1着35.0、2着34.8、3着34.8、1〜3着平均では34.9だった。しかしターコイズSは重賞でもあるということを考慮すると、34秒台前半の上がり決着に強い馬が台頭すると予想する。

表2_12月7日8日中山芝コースの通過順位_ⒸSPAIA


次に通過順位についても分析してみた。良馬場で行われた3レースの4角通過順位を逃げ1P、先行2P、差し3P、追込4Pに振り分けて数値化した4角平均通過ポイントは1着1.7P、2着2.0P、3着2.7P、1〜3着の平均は2.1Pという結果となっており、基本的には先行した馬が有利な条件だということができる。ただし、今年のメンバーを見渡すと先行タイプも揃っているので、差し馬には警戒しておく必要がありそうだ。

穴で狙うはメイショウグロッケ

34秒台前半の決着に強く、ある程度の先行力も兼ね備えている馬を中心に、オールフォーラヴ(35.0/2.2P)、シゲルピンクダイヤ(34.4/3.0P)、ディメンシオン(34.3/2.4P)、フロンテアクイーン(34.3/2.7P)、メイショウグロッケ(34.5/1.9P)、の5頭を推奨馬とした。

表3_3着以内に好走したときの平均上がり_ⒸSPAIA


本命はディメンシオン。同舞台となる2走前の京成杯オータムハンデでは先行して上がり34.2を使って2着となった実績がある。秋の中山開催より時計が掛かる今の馬場状態に加え、4角平均通過ポイント2.4Pと自在性のある脚質も今回の条件にピッタリ当てはまる。先行させるのが得意なマーフィー騎手とのコンビで初重賞制覇を狙う。

対抗はフロンテアクイーン。昨年のターコイズSでは先行したのが裏目に出て4着となったが、中山コースはこの馬が最も得意とするコースで平均上がり34.3も今の馬場に合っている。今年の中山牝馬Sを制した時の上がりが35.0だったように、スタミナ比べになっても問題はない。ただ56kgで10着、7着、7着と結果が出ていない点だけが不安材料だ。

秋華賞3着などの実績がある3歳馬シゲルピンクダイヤも侮れない。桜花賞では32.7の末脚を使ったが、本来はもう少し上がりがかかった方がいいタイプなので、今の中山コースには合っていそう。ただし、勝負所でスッと反応できるタイプではなく、エンジンのかかりが遅いタイプなので、初めての中山コースに対応できるかがカギとなりそうだが、4角平均通過ポイント3.0Pの同馬を差し馬としては最も高評価したい。

オールフォーラヴの平均上がりは35.0。それを表すかのように全12走中33秒台の上がりを使ったレースは2回しかなく、いかにも小回りが合っているというタイプ。豪腕ビュイック騎手とも手が合っていそうな感じがするので、ロスなくレースを進めて大駆けに期待したい。

最後に穴でメイショウグロッケを推奨したい。馬券に絡んでいる12レース中11レースが外回りの広いコースでのものだが、上がり平均は34.5と平凡なタイムとなっており、タイプ的には中山の1600mは合っているのではないかと考える。またこの馬のレースを見ていて、勝負所での器用さも兼ね備えているように感じたので、人気薄での激走があるなら今回ではないかと見た。

SPAIA

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