「地面さえしっかり変えれば」日本ハム・新庄剛志監督が札幌ドーム大胆活用構想 “2軍ホーム”に
2024年12月13日(金)6時0分 スポーツ報知
新庄剛志監督
日本ハムの新庄剛志監督(52)が12日、22年まで本拠地としていた札幌ドーム(現・大和ハウスプレミストドーム)の“2軍ホーム化構想”を明かした。
新球場エスコンの開業後も、札幌Dではオープン戦を開催していたが、所有する札幌市との契約が今年度で終了。来年はオープン戦も含めて一度も試合を行わないことが決まっている。
一方、現2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷は施設が老朽化。球団では「さまざまな検討を行うのは企業として当然必要」としており、今後全面改装や移転などの計画が進められる見通し。移転の場合は北海道内の複数の自治体が候補に浮上している。
そうした情報は指揮官も把握しており、個人的なプランとして札幌Dを2軍の新本拠地候補に“推薦”した。一番のメリットは1、2軍の距離短縮。「札幌Dなら(2軍から選手を)すぐ呼べる。親子ゲーム(2軍デーゲームと1軍ナイターの掛け持ち出場)もできる」。もちろん自身も「午前中(2軍を)見に行って、ナイターで(1軍の)采配」と、掛け持ちが可能に。「屋根もあるし、(硬いとされる)地面さえしっかり変えれば」と、大胆構想は膨らむばかりだ。