緊張でパニクっていた陸上スター選手に初対面の野口みずきさんが渡したモノ「大阪のアレよ」
2024年12月13日(金)14時44分 スポーツニッポン
女子陸上の田中希実(25=ニューバランス)と小林祐梨子さん(36)が、アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(46)の東海テレビYouTube「野口みずきのランナーズハイ」に出演。互いの初対面の思い出話で盛り上がった。
小林さんと田中は同じ兵庫県小野市出身で出会いは古く、付き合いは深い。
天才ランナーだった小林さんが中学時代に初めて小野市代表で「兵庫県郡市区対抗駅伝」に選出されたとき、タスキを渡した相手が田中の母・千洋さんだった。
田中はまだ小さな子どもで、競技場の周りを駆け回っていた頃から家族ぐるみの付き合いになった。
その田中が小林さんが須磨学園時代につくった1500メートルの日本記録を2021年8月に更新することになる。
今年のパリ五輪では解説の仕事でフランス入りした小林さんが、田中家の拠点に“居候”。田中も「祐梨子さんがいてくれたおかげでアウトプットできた」と感謝するほど、パリなのに播州弁が飛び交うリラックスした雰囲気が生まれたという。
野口さんと小林さんの初対面は2019年に開催した東京五輪代表選考レースのMGC会場だった。
小林さんは「(解説陣は)みなさん大御所のマラソンランナーばかり。一度もマラソン走ったことない私は緊張しちゃって…」と、取材現場でパニクっていたという。
その様子に気づいた野口さんが近づいてきて「これ、アメちゃん食べて落ち着いて!」とポケットからあめ玉を出してくれた。
「一生食べれない」と感激したが5秒後には口に入れていたという小林さん。野口さんは「大阪のアレよ」と笑った。
次のMGCで一緒になったときはお酒を飲む仲になっていたという。