阪神・富田と森下 先月退寮し、ともに初の1人暮らしスタートも... まさかの“レンタル風呂”
2024年12月14日(土)5時15分 スポーツニッポン
阪神・富田が仰天の告白だ。異例の体験をしたのは今月10日。22年ドラフトの同期入団で1学年先輩の森下に、自宅の風呂を貸していたことを明かした。
「急に“風呂入らせてくれ”って連絡があって。どうしました?って。(森下)翔太さんはそのまま自分の家のようにくつろいで、頼んだ出前を食べて帰っていきました」
プロ2年目を終えた2人は、11月で兵庫県西宮市内にある選手寮「虎風荘」を退寮。新居用の電化製品や家具を一緒に買いに行き、ともに人生初の1人暮らしに準備万端整えたはずだった。しかし…。
ハプニングに見舞われたのは、森下の方だった。い〜い湯だな♪となるはずが、風呂の蛇口から勢いよく放出されるのは冷水ばかり。「住み始めたら勝手に契約されると思っていた」。そう、ガス契約を失念していたのだった。慌てた森下から給湯ならぬ、救急の電話連絡が入る。富田もこの時ばかりは「何してんの?」とタメ口で返事をしたが、その後は後輩らしく迅速に対応。“同期愛”によるレンタル風呂で、先輩の大ピンチを救った。そんなグダグダの新生活をスタートさせた森下とは対照的に、富田は1人暮らしを満喫中だ。
「料理も頑張っていますよ。料理の動画なんかも見たりして」
羽を伸ばせる一方で体が資本のプロアスリート。最大のネックは食事面だが、すでに自炊にも着手している。野菜炒めやキムチ鍋など栄養バランスも考えたメニューを心がけ、「後から振り返られるように」と計60品目のレシピが記録できる料理ノートも購入した。「まだ炒め物が多くて…」と腕前は途上段階だが「料理が趣味になるくらい頑張ろうかな」と腕まくりした。
この日は鳴尾浜のブルペンで40球を投じた。秋季安芸キャンプ3日目に右下肢の張りで帰阪したが「今は全然大丈夫。万全です」と経過は順調そのもの。公私ともにホットな日々を過ごしている。(石崎 祥平)