全日本F3鈴鹿テストのエントリーリスト更新。24名のドライバーが参加へ

　12月15日、日本フォーミュラスリー協会は19〜20日に鈴鹿サーキットで開催される全日本F3選手権のテストについて、最新のエントリーを公開した。新たに8名のドライバーの名が加えられ、総勢24名のドライバーが参加することになった。

　11日に最初のエントリーリストが発表された全日本F3鈴鹿テストだが、参加台数こそ変わらないものの、今回は複数チームで新たな名前が加えられた。まず、カローラ中京 Kuo TEAM TOM’Sの1号車には、坪井翔とともにメキシコ人ドライバーのディエゴ・メンチャカの名が加えられた。メンチャカはフォーミュラV8 3.5に参戦するなど、ビッグフォーミュラの経験もある。

　また、当初2号車と93号車にそれぞれ大津弘樹の名が入っていたTODA RACINGは、新たに今季までHFDP RACINGから参加していた阪口晴南と、FIA-F4でランキング4位につけていた大湯都史樹の名が入った。3人は2台をシェアするかたちでの参加となりそうだ。

　一方B-Max Racing teamでは、DRAGONがこれまでドライブした30号車から、新たに19号車に変更。この車両を、今季全日本F3のF3-Nにスポット参戦した澤田真治と、オーストラリア人でアジアン・フォーミュラルノーの王者経験をもつジョシュ・バードンが駆る。バードンは先日行われたアジアン・ル・マン富士でもKCMGからLMP3で参戦していた。

　DRAGONに代わってB-Max Racing teamの30号車を駆るのは、シンガポール人ドライバーのダニエル・フロスト。これまでMRFチャレンジやFIA-F4サウスイーストアジア等に参戦。ツインリンクもてぎで行われた日本のFIA-F4にもスポット参戦している。

　さらにALBIREX RACING TEAMの21号車には、ランボルギーニ・スーパートロフェオ等ヨーロッパで多くの好成績を収めてきた根本悠生が乗り込むことになった。根本は2015年のFIA-F4でも上位を争っており、楽しみな存在だ。

　また、F3-NではEXCEED MOTOR SPORTSの74号車に荒川鱗が乗り込むことになり、これですべてのドライバー枠が埋まった。全日本F3鈴鹿テストは、ゆうえんち入場料でのサーキットでの観覧が可能（ただしゆうえんち開園の午前10時以降しか入場できない）。走行時間は19日（火）が13時〜16時、20日（水）が9時〜11時30分、13時30分〜16時となっている。

全日本F3選手権 鈴鹿テスト エントリー（12/15時点）