トヨタ、WECの知見を活かした新型“コンセプト”を東京オートサロンで初公開へ

2017年12月15日(金)18時20分 AUTOSPORT web

 12月15日、TOYOTA GAZOO Racingは2018年1月12〜14日に千葉県・幕張メッセで開催される世界最大級のカスタムカーショー『東京オートサロン2018』に出展すると発表した。


 モータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える“もっといいクルマづくり”に取り組むTOYOTA GAZOO Racing(TGR)。WEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権をはじめとするグローバルシリーズから、JRC全日本ラリー選手権、86/BRZレースといった国内選手権まで幅広く参戦するなかで得られた技術や知見を未来の市販車の開発につなげている。


 そんなTGRは今回、“Meister’s Workshop(マイスターズワークショップ)”をテーマにブースを展開。モータースポーツへの挑戦と、その挑戦から生み出されたクルマを車両展示を通じて紹介していくという。

TOYOTA GAZOO Racingの東京オートサロン2018出展ブースイメージ


 ブースにはWECを戦う『トヨタTS050ハイブリッド』や、2017年参戦を開始したWRCカー『トヨタ・ヤリスWRC』などが展示されるほか、モータースポーツ活動で培われた技術のフィードバックのひとつのカタチとして誕生したまったく新しいコンセプトカー『GRスーパースポーツコンセプト』の出展が決定。


 世界初披露となる同コンセプトモデルは、ル・マンプロトタイプカーらしさも垣間見れるそのシルエット外観からも“WECへの参戦活動が生かされたコンセプトカー”であることをうかがい知ることができる。


 このほか、9月に設立が発表された“GRシリーズ”から『86GR』や150台限定発売の『ヴィッツGRMN』といった市販モデルなどを出展し、クルマをカスタマイズする楽しさを来場者に訴求していく。


 さらに、会期初日の12日(金)には2018年5月12〜13日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するマシンと出場ドライバーが発表されることがアナウンスされており、こちらも見逃せない内容となりそうだ。


 TOYOTA GAZOO Racingブース内で行われるイベント情報や出展車両についての詳細は、公式ページ(http://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/)をチェックしよう。

GRシリーズ最新モデルの『86GR』と『ヴィッツGRMN』


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