「オオタニはブーイングされる」大谷翔平を襲う!? ド軍の“洗礼”を元MLB戦士が断言「エンゼルスになんて誰もしない」

2023年12月15日(金)7時0分 ココカラネクスト

ドジャース移籍を決めた大谷には、歓迎だけでなく厳しい逆風も待っているかもしれない。(C)Getty Images

 常勝軍団入りを決断した偉才を待ち受けるのは“強烈な洗礼”かもしれない。

 現地時間12月9日にドジャースへの移籍を発表した大谷翔平。エンゼルスからフリーエージェントとなって以来、尽きることのない娯楽を提供してきた二刀流スターの去就は、契約決定後も反響を広め続けている。

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 大谷とプロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドルの超巨額契約を締結したドジャース。すでにムーキー・ベッツやフレディ・フリーマン、クレイトン・カーショウら大物たちを擁していたスター軍団だけに、彼らを忌み嫌う野球ファンは少なくない。実際、移籍発表後にはSNS上には「ドジャースかよ」「卑怯だ」といったコメントが散見している。

 そうしたヘイトは、これまでに数々の賞賛を集めてきた大谷にも、容赦なく浴びせられる可能性がある。現地時間12月13日に米野球専門ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演した元オリックスの助っ人で、MLB通算282本塁打の名手アダム・ジョーンズ氏は、「誰かも言っていたんだけど、ショウヘイは初めてブーイングされることになると思う」と断言。そして、8シーズン連続でポストシーズン進出を逃してきたエンゼルスと、常勝軍団での見られ方の違いを論じた。

「とにかくドジャースはブーイングされる。エンゼルスのことなんて誰もブーイングしないさ。こう言うのもなんだけど、ファンはどうせ勝てると感じているからね。ショウヘイとマイク・トラウトが本塁打を放とうと関係ない。倒せるってね」

 これまで大谷は敵地において「歓迎」を受けてきた。それは他球団の選手に手厳しいとされるニューヨークやボストンであろうと変わらず。現球界で「唯一無二」とされる二刀流に挑み続ける日本人は、どこへ行こうと、ほとんど万雷の拍手で迎え入れられた。少なくともブーイングを受けるケースは見受けられなかった。

 だが、「これからの10年間はとんでもないことになるよ」と事実上の生涯契約を結んだ大谷に期待を寄せるジョーンズ氏は、「ショウヘイはブーイングされるよ。彼がそれにどうやって対応するかは楽しみだ」と語った。

 本当に大谷がブーイングを受けるかは不明だ。しかし、球界屈指の人気球団でもあるドジャースだけに、エンゼルスとは異なる環境に身を置くことになるのは、間違いなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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