最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6〜10位。J1未経験から欧州CLにたどり着いた男の順位は?

12月15日(火)6時10分 フットボールチャンネル

10位:横須賀が生んだ韋駄天

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを紹介する。※成績は12月14日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
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FW:伊東純也(日本代表/ヘンク)
生年月日:1993年3月9日(27歳)
市場価値:400万ユーロ(約4.8億円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/4得点6アシスト

 伊東純也は日本代表で久保建英や堂安律と右サイドハーフのポジションを争う。所属するベルギーのヘンクで今季はすでに4得点6アシストをマークし、昨季の5得点7アシストに早くも並ぼうとしている。

 神奈川県横須賀市で生まれ育った伊東は、Jクラブのユースとは無縁の経歴を持つ。中学までは地元のクラブチームでプレーし、県立逗葉高校、神奈川大学に進んだ。大学卒業後に正式加入したヴァンフォーレ甲府でJリーグデビューを果たすと、翌年には柏レイソルに移籍。プロ3年目の2017年にはJリーグ優秀選手賞を受賞し、東アジアE-1選手権で日本代表デビューを飾っている。

 スピードを活かしたドリブル突破やDFラインの裏を抜けるプレーが特徴。柏時代にはサイドバックでプレーした経験もあって守備への意識は元来高いが、身体能力の高い選手が多いベルギーで対人守備にも磨きをかけている。


9位:J1未経験から欧州CLへ

MF:奥川雅也(日本代表/ザルツブルク)
生年月日:1996年4月14日(24歳)
市場価値:400万ユーロ(約4.8億円)
今季リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト

 19歳で海を渡った奥川雅也は6年を経て日本代表に初めて召集された。しかし、所属クラブで新型コロナウイルスのクラスターが発生した影響で、奥川の召集は残念ながら見送らている。

 中学生のときからプレーする京都サンガでは高校3年生でトップチームに昇格した。リバプールが興味を示していたが、2015年にザルツブルク移籍を決断している。リーフェリング(オーストリア2部)、マッテルスブルク(同1部)、ホルシュタイン・キール(ドイツ2部)へのレンタル移籍で計4シーズン経験を積み、昨季からザルツブルクに復帰。昨季はUEFAチャンピオンズリーグでも初めてプレーしている。

 ザルツブルクでは2列目やFWでプレーすることが多いが、サイドバックとしても起用されたことがある。完全な両利きで、パスやシュートだけでなく、ドリブルでも両足を器用に使いこなす。日本では「古都のネイマール」と呼ばれたが、ダイレクトなサッカーを志向するザルツブルクでプレーの幅を広げている。

8位:マルセイユ不動の右SB

DF:酒井宏樹(日本代表/マルセイユ)
生年月日:1990年4月12日(30歳)
市場価値:550万ユーロ(約6.6億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト

 2度のワールドカップ出場を経験した酒井宏樹は、日本代表としてこれまで63試合に出場している。長年に渡って右サイドバックで不動の地位を築き、森保一監督の下では3バックの一角でもプレー。所属するマルセイユでは今季、UEFAチャンピオンズリーグでも初めてプレーしている。

 千葉県柏市出身の酒井は、中学入学と同時に柏レイソルの下部組織に加わる。指宿洋史や工藤壮人らとともに2009年にトップチームに上がると、プロ3年目にレギュラーに定着。この年は柏のJ1優勝に貢献し、自身はベストヤングプレーヤーに選出されている。

 12年夏にはロンドン五輪に出場してベスト4進出に貢献し、大会後にはドイツのハノーファーに移籍。1年目のシーズン終盤に定位置を掴み、4シーズンでブンデスリーガ92試合に出場した酒井は、16年夏にフランスのマルセイユへと移籍している。柏時代からの武器は鋭いアーリークロスで、183cmの体躯を活かしたディフェンスも年々安定感を増している。


7位:子だくさんボールハンター

MF:遠藤航(日本代表/シュトゥットガルト)
生年月日:1993年2月9日(27歳)
市場価値:600万ユーロ(約7.2億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点2アシスト

 シュトゥットガルトを昇格に導いた遠藤航は、自身初となるブンデスリーガの舞台でも活躍している。176回のデュエル勝率はリーグ最多で、中盤のフィルター役として高いパフォーマンスを披露している。

 湘南ベルマーレのユースでプレーし、17歳だった2010年の終盤に反町康治元監督にレギュラーに抜擢された。曹貴裁前監督によってセンターバックから右ストッパーへとコンバートされ、世代別代表では中盤でプレー。湘南ではPKキッカーを任されることも多く、リオ五輪ではキャプテンの重責を担った。19歳の若さで入籍した遠藤は、4人の子を持つ父親でもある。

 10代の頃からプレーには落ち着きがあり、曹監督には「30歳くらいに見える」、ヴァイッド・ハリルホジッチ元日本代表監督からは「プレーが40歳に見える」と評された。2016年に移籍した浦和レッズでは17年にはアジア制覇に貢献。ロシアワールドカップでは出場機会がなかったものの、大会後にベルギーのシント=トロイデンに移籍し、欧州でのキャリアをスタートさせた。

6位:欧州王者バイエルンから得点

MF:堂安律(日本代表/ビーレフェルト)
生年月日:1998年6月16日(22歳)
市場価値:630万ユーロ(約7.6億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/2得点2アシスト

 堂安律は東京五輪世代の中心選手で、19歳でオランダに渡った。PSVからブンデスリーガのビーレフェルトに期限付き移籍した今季は、バイエルン・ミュンヘン戦でゴールを決めている。

 ジュニアユースからガンバ大阪のアカデミーでプレーし、18歳になった2016年はU-23チームの主力に。J1を戦うトップチームに定着した17年は5月にU-20ワールドカップに出場してイタリア戦で2得点を上げる活躍を見せ、夏にフローニンゲンへ移籍している。2シーズンで14得点を挙げた堂安はPSVへのステップアップを果たしたがレギュラー定着は果たせず、ドイツに活躍の場を求めている。

 テクニカルなボールタッチとドリブルが特徴で、右サイドからのカットインが堂安の持ち味。日本代表では森保ジャパン発足当初にレギュラーとして起用されていたが、PSVで出場機会に苦しんだこともあり、昨季あたりからは伊東純也や久保建英とポジションを争っている。

【了】

フットボールチャンネル

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