全日本F3選手権“最後の”鈴鹿合同テストのエントリー発表。名取、阪口らが参加へ
2019年12月16日(月)16時12分 AUTOSPORT web
12月16日、日本フォーミュラスリー協会は12月18〜19日に鈴鹿サーキットで行われる合同テストのエントリーリストを発表した。9台が参加するが、国内外から注目のドライバーが参加することになった。
2020年から全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権として、新たなシリーズとして生まれ変わる全日本F3選手権。例年12月に翌年をうらなうテストが行われているが、今年も12月18〜19日に鈴鹿サーキットで行われる。全日本F3選手権としては最後の合同テストだ。
今回エントリーしたマシンは9台。そのうち5台はB-Max Racing with motoparkからの参加で、2020年からのニューマシンであるダラーラ320は同チームから2台が参加する。その他のマシンはこれまでの規定の車両で、植田正幸のRN sportsからはひさびさにF312Nが登場することになった。
一方、ドライバーは注目の顔ぶれがそろった。TODA RACINGからは、2019年にヨーロッパで戦っていた名取鉄平が参加。一方、B-Max Racing with motoparkからは2019年にカローラ中京 Kuo TEAM TOM’Sからスポット参戦した阪口晴南が参加する。
また、B-Max Racing with motoparkは3人の外国人ドライバーが参加することになった。ひとりは2019年も全日本F3に参戦していたアメヤ・ベイディアナサンで、新車の320を駆る。また、シモ・ラクソネン、ラウル・ハイマンというふたりが参加することになった。
ラクソネンはフィンランド人ドライバーで、2019年はMPモータースポーツからFIA F3に参戦していたドライバー。一方のハイマンも2019年はザウバージュニアチーム・バイ・チャロウズからFIA F3に参戦していた南アフリカ人ドライバーだ。
2019年も参戦していたドライバーでは、河野駿佑(RS FINE)、DRAGON(B-Max Racing with motopark)、久保田克昭(HANASHIMA RACING)というところ。レギュラー組、新外国人等々楽しみなメンバーとなった。
全日本F3選手権 鈴鹿合同テストエントリーリスト
No | Driver | Team | Car | Engine |
---|---|---|---|---|
2 | 名取鉄平 | TODA RACING | F316 | トダTR-F301 |
5 | 久保田克昭 | HANASHIMA RACING | F315 | トヨタ-トムスTAZ31 |
10 | 植田正幸 | RN sports | F312N | スピースA18CN |
11 | 阪口晴南 | B-Max Racing with motopark | F315 | スピースA41 |
30 | DRAGON | B-Max Racing with motopark | F314 | スピースA41 |
35 | 河野駿佑 | RS FINE | F318 | HWA414 |
51 | S.ラクソネン | B-Max Racing with motopark | 320 | スピースA41 |
65 | R.ハイマン | B-Max Racing with motopark | F312 | スピースA41 |
320 | A.ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark | 320 | スピースA41 |