C大阪退団の経緯告白!タガート「古巣復帰という夢を理解してくれて…」

2022年12月16日(金)6時11分 FOOTBALL TRIBE

アダム・タガート 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は15日、FWアダム・タガート(29)が豪州1部パース・グローリーへ完全移籍したと公式発表。同選手が古巣復帰に至るまでの経緯を明かすとともに、セレッソ大阪に感謝の気持ちを伝えた。15日、オーストラリアサッカー連盟の公式サイトが同選手のコメントを伝えている。


 タガートはパース・グローリーの下部組織出身であり、2011年にトップチームへ昇格。2012年に一度クラブを離れたが、ダンディー・ユナイテッドやフルハムをへて2016年7月にパース・グローリーへ復帰していた。


 その後は韓国1部・水原三星で活躍すると、2020シーズン終了後にセレッソ大阪へ加入。しかし昨年10月末の天皇杯準々決勝・名古屋グランパス戦で左ヒザ前十字じん帯を損傷。今年4月の復帰以降もコンディション不良に悩まされ、FIFAワールドカップ・カタール大会のオーストラリア代表から落選。今季J1リーグ11試合の先発出場で5ゴールに終わり、パース・グローリーに復帰している。


 そんなタガートは、古巣復帰が実現した背景を聞かれると「物事が起こるのがとても早く、(パース・グローリー移籍に至るまで)とてもスムーズに進んだね」


 「セレッソ大阪は日本にやって来た時からずっと僕のことをサポートしてくれた。だからセレッソ大阪については本当に良いことしか言えないよ。地元のクラブでプレーするという僕の夢を叶えてくれて本当に感謝している」とコメント。


 オーストラリアサッカー連盟の公式サイトは、同選手の発言をうけて「少年時代のクラブに戻りたいという気持ちを理解してくれたセレッソ大阪に感謝した」と綴っている。


 なお豪州メディア『FTBL』の報道によると、タガートとセレッソ大阪の契約期間は今季終了後までだったという。セレッソ大阪では本領発揮とならなかっただけに、古巣のパース・グローリーで再起を図る。

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