トヨタ、ハイブリッドカーの代名詞『プリウス』をマイナーチェンジ

2018年12月17日(月)16時56分 AUTOSPORT web

 12月17日、トヨタ自動車はハイブリッドカーの『プリウス』をマイナーチェンジし全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて同日より発売すると発表した。


 スーパーGT300クラスに2台が参戦しているTOYOTA PRIUS apr GTのベース車両である4代目トヨタ・プリウス。11月末にアメリカ、ロサンゼルスオートショーで世界初公開された今回のモデルは、新たな内外装が採用されると同時にクルマが人や社会とつながるコネクティッドカーへと進化を果たしている。


 LAショーでの初公開時にも注目を集めたエクステリアは、従来のものからグリルやバンパー、ランプ類のデザインを変更し、踏ん張りのあるシルエットを実現したという。また、カラーバリエーションは鮮やかなブルーメタリックとエモーショナルレッドIIを加えた全9色が設定された。


 足元を飾る17インチアルミホイールには樹脂加飾部にチタン調の塗装を採用。15インチアルミホイールはツインスポークによる奥行き感のあるスタイリッシュなデザインになっている。

新型トヨタ・プリウス インテリア
新型トヨタ・プリウス エクステリア・フロント
新型トヨタ・プリウス エクステリア・リヤ


 インテリアでは、インパネやフロントコンソールトレイなどに上質感あふれるブラック加飾が施されたほか、コンソールトレイ内の“置くだけ充電(ワイヤレス充電装置)”のスペースを拡大することで、大型のスマートフォンにも対応している。また、フロントシートでは冷涼感をもたらす吸い込み方式のシートベンチレーションが採用された。


 今回新たに導入されたコネクティッドサービスは、ユーザーが24時間365日、カーライフを充実させるさまざまなサービスを受けられるもの。トヨタは新型プリウスの全グレードに専用通信機DCMを標準装備することで、すべてのユーザーが3年間、無料でT-Connectサービスを利用することを可能とした。


 この他、安全装備ではミリ波レーダーと単眼カメラを用いるプリクラッシュセーフティをはじめ、車線の逸脱を防ぐレーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ“Toyota Safety Sense”が標準装備されている。


 愛知県豊田市の堤工場で生産される新型プリウスの価格は251万8560〜347万8680円(税込)、福祉車両のウェルキャブは260万6000〜369万8000円(税込)だ。

スペースが拡大された“置くだけ充電(ワイヤレス充電装置)”
17インチ、15インチアルミホール
新型トヨタ・プリウス(エモーショナルレッドII)
新型トヨタ・プリウス(ブルーメタリック)


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