長島哲太の新チームが体制発表! 羽田と西村を起用し全日本ロードST600で王座を目指す

2021年12月17日(金)17時0分 AUTOSPORT web

 TN45 with MotoUP Racing Teamを立ち上げ、2022年シーズンより若手育成を掲げ全日本ロードレース選手権ST600クラスに2台体制で参戦することを表明していた長島哲太が12月17日(金)にライダーを発表。羽田太河・23歳と西村硝・20歳を起用することになった。


「まずは今回のプロジェクトのスタートにあたり、多くの方々にご協力いただいた事を感謝致します」とチームオーナー兼監督を務める長島。


「現状では全日本ロードから世界に出る道はほとんどありません。そこに道を作り、今後全日本ロードから世界に旅立ち、そこで戦っていけるライダーの育成を掲げています!」


「その一歩としてATCでチャンピオンを獲得した経験を持つ西村硝、アジア選手権、CEVのMoto2クラスで表彰台の経験を持つ羽田太河を起用します。互いに切磋琢磨して、ST600クラスをチーム結成初年度から引っ張って行けるよう、チームとしてサポートして行きます。今後とも応援よろしくお願いいたします」


 羽田はアジアロードレース選手権(ARRC)で活躍し、ここ2シーズンは、CEV ヨーロッパ選手権Moto2で表彰台に上がる走りを見せていた。西村も2019年にIDEMITSU ASIA TALENT CUPでチャンピオンを獲得し、RED BULL ROOKIES CUP、FIM CEV Moto3ジュニア世界選手権を走ったが、ふたりとも世界への道は開けなかった。


 ふたりとも再び世界を目指すことを目標に、全日本ロードから世界への架け橋を作ろうとしているTN45 with MotoUP Racing Teamに加わり、その片棒をかつぐことになる。


「まずはレースを走ることができることをチーム、スポンサーの皆様に感謝いたします。全戦、全セッションとにかく全力で頑張ります。よろしくお願いいたします」と羽田がコメントすれば、「600ccのバイクでレースをするのは初めてですが、このすばらしいプロジェクトの一員に選んで頂けて光栄です。レースでは結果を求めながらも、世界基準の技術や経験を長島監督から学び成長していきたいと思います」と西村。


 羽田は、2019年に全日本ロードJSB1000クラスに、西村はSRS-J出身で2018年にMFJ CUP JP250でランキング2位になった経験もあるだけに、全日本ロードを開催しているサーキットも知り尽くしている。これに世界で培ってきた経験、さらに長島氏のアドバイスが加われば一気にトップ争いを繰り広げる存在になるだろう。羽田、西村の走りとともに3年以内に結果を出すと語る長島氏のチャレンジに注目したいところだ。

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