広島ソティリウ「日本では野球が一番で…」Jリーグのレベルに満足も

2022年12月18日(日)11時20分 FOOTBALL TRIBE

ピエロス・ソティリウ 写真:Getty Images

 キプロス代表FWピエロス・ソティリウ(29)は、今年8月に明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島へ加入。来日1年目にして感じたJリーグのレベルや日本におけるサッカーの立ち位置について語った。14日、キプロスメディア『kerkida』が伝えている。


 同選手はキプロス1部・APOELニコシアやデンマーク1部・強豪コペンハーゲンなどでプレー。ルドゴレツ在籍時の2021/22シーズンには、ハンガリー1部リーグで17得点と絶対的ストライカーとして活躍。浦和レッズからの関心が度々伝えられたが、今年8月にサンフレッチェ広島へ完全移籍した。


 そのサンフレッチェ広島では、リーグ戦7試合の出場で1ゴール。8月20日の第26節・ガンバ大阪戦でいきなりスタメンに抜てきされてデビューしたものの、その後は2試合に先発出場にとどまるなど本領発揮とはならなかった。


 そんなソティリウは『kerkida』のインタビューに応じた際、Jリーグでのプレーについて「Jリーグのレベルにはとても満足している。ブルガリアやキプロスのリーグよりレベルが高いね。幸せだよ」と語っている。


 ただ一方で「妻は日本でプレーを続けることを認めてくれているけど、彼女のプレッシャーにいつまで耐えられるか分からないよ。母国に戻りたいという女のプレッシャーは、(試合で相手にする)ディフェンダーよりもずっと強力だと思うね」と、将来的な母国復帰をほのめかしている。


 そして日本メディアのサッカーに対する扱いについては「(サッカーについて)日本ではキプロスほどメディアからの情報発信が多くないんだ。サッカーは二の次だと思う。広島ではプロ野球が一番だね」とコメント。広島ではサンフレッチェ広島よりも広島東洋カープの方が頻繁に取り上げられているという認識を示した。

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